2008年5月25日発売
絶対可憐チルドレン・the novels絶対可憐チルドレン・the novels
21世紀、エスパーは増え続けていた。国内でわずか3名の超度7エスパー、薫、葵、紫穂は、10歳にして超能力支援研究局の特務チームに属する『ザ・チルドレン』。性格に若干難のある彼女たちを指揮するのは、若き天才科学者皆本光一。東京湾に発生した巨大竜巻を、いつものようにその能力で鎮めた彼女たち。だが、事件は終わらない。低超度能力者の連続誘拐、関東国際空港を襲う砂嵐。そしてバベルが、崩壊するー!?TVアニメ放送中の「サンデー」人気連載に、業界随一の実力派作家三雲岳斗が完全オリジナルストーリーで挑む。
泡沫の底に響け、僕の声泡沫の底に響け、僕の声
『僕の声を、探す…?』ふいに玄関のチャイムが鳴り、現れたのは全身黒ずくめの十六夜と名乗るおかしな男。この男は、僕こと大学生の内海玄が、11歳のときに失った声を取り戻すのだと言う。『必要ない』僕は携帯電話に打ち込んだ文字を見せる。今の生活に問題はない、満足しているー。それが母の「命令」でなければ、完全に無視したのだが…。夢に出た人物の言葉に従って旅に出た僕は、夢と現実の狭間を過去へと遡ってゆく。直人、晴子さん、由希子。そして、放たれる僕のー。“探し屋”十六夜をめぐる物語、第2弾だにゃー。
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