2014年6月発売
エスパーダ聖庁の危機を救ったアッシュ。だが、その傷跡は深く、シェブロン王国で療養生活を続けていた。久しぶりの休息を味わうアッシュ達だったが、ゼファロス帝国で革命が勃発!革命の指導者は七翼将・アンネゲルトであった。一方、帝国の第五皇女であるルクレツィアは革命派の襲撃を逃れ、ゼノグラヴィア山脈に潜伏。山岳民族タンタロス族の援護を受けながら、雌伏のときを過ごしていた。だが、アンネゲルトの魔手はタンタロス族にも及び…ルクレツィアの命運は、ひとりの少女に託される。美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー!
激戦の末、鳳凰星武祭を制覇した綾斗とユリス。束の間の日常を楽しむ綾斗らだったがユリスの故国リーゼルタニアに招待され、欧州へ向かうことに。紗夜の両親が住むミュンヘンを経由、リーゼルタニアに入る綾斗達一行。だがユリスの兄ー国王の計らいで優勝凱旋パレードに巻き込まれてしまう。王宮での夜会など豪華なイベントに参加しながらも、綾斗はリーゼルタニアという国家が抱える問題とユリスの苦悩を知る。そんな中、ユリスと綾斗は“孤毒の魔女”の姿を目撃しー!?「戻って来い、オーフェリア。おまえがいるべき世界はそこじゃない」過去と現在が交錯し、物語は次のステージへ!最高峰の学園バトルエンタ第六弾!
屋敷での『死のループ』に打ち勝ち、やっと平穏な日々を取り戻したスバル。束の間の安息を過ごすスバルだったが、王選の使者の来訪により、エミリアと同行して再び始まりの地である王都へと舞い戻ることに。王都で別れた人々との旧交を温めながら王選へのやる気を燃やすスバル。だがエミリアは頑なにそんなスバルの協力を拒む。すれ違いの感情は摩擦を生み、王都で新たに出会った人々をも巻き込んで、エミリアへの想いを胸に、奔走するスバルだったがー!?「エミリアの隣に騎士がいるなら、俺がそれをやる。俺がエミリアを王にする!」大人気WEB小説、新章開始!届かぬ想いと足りない言葉、そしてスバルはー。
東京ソーディア、そこは剣に生き、剣に恋する種族“ソーディ”に支配された街。ブレイズの女王・リーゼベルに斬られ、シルフィの爆撃によってセフィたちと離ればなれになったクロウ。彼は、日奈子らと共に太陽の乙女の故郷に潜伏していた。そこで温泉を発見し、混浴を楽しんでいたところに、突如大剣聖が現れブレイズとの緊迫した情勢、そして失われたはずのクロウの過去を告げる。自らの出自を知り決意を新たにしたクロウは、リンネを奪還するためにブレイズの本拠地“堕ちたる宮殿”を目指すこととなるのだが…?人間の少年少女と剣に生きる一族で贈る、剣に恋する大スケールソードアクション&ラブコメ第9戟!研ぎ澄まされし精神が刃と化すー。
「ニセ恋人3人の彼氏を演じ続ける」という厄介な悩みを解決し、『彼女いない歴=年齢』に終止符を打った高校生・八木本一大。しかし、彼を取り囲む仲間たちの悩みまで解決したわけではない。朋店長と真愛の叔母・志束は理想の男性を求めてマツリすら巻き込み3人で合コンに臨む。鷹奈を想い続ける後輩の桃乃の前には、彼女を慕う後輩が現れて今度は追われる立場に。メイド喫茶「スウィート・ドロップ」に現れた謎の不審者の正体とは!?クラスメイトから恋の相談を受けて張り切る鈴音が騒動を巻き起こす?さらに早少女が一大をニセ恋人と見込むまでを描いた前日談まで収録。ちょっぴり「修羅場」なドタバタ系ラブコメディ、第11弾!!後日談もあるよ。
人と魔術師。“大搾取”により分け隔てられた両者に共存の道はあるのかー。エルとの一件で、人と魔術師の断絶をより一層思い知らされた水最。悩む暇する与えられずアレクトリア社に言い渡された今度の依頼は、既に廃棄されたはずの人工魔女、過去最強を破壊すること。魔導組合のエース、朝桐竜史&リリバスのペアと共に僅かな手がかりを元に向かった先は魔製都市の外れにある特殊施設“絶界の墓標”。そこは役目を終えて価値を失った人工魔女たちの墓場だった。それぞれの思惑が激突し、そこに残されたものとは…。社会の在り方を巡るサイバー叙述詩、第二章!
「知っているか?民主主義というやつだ」伊豆での騒動を終えて双刀の秘文字を得たハルたちは身近な知り合いを集め、とある“計画”に向けて暗躍を開始した。手始めにアーシャの母、ユリアから得た情報を元にアメリカ遠征を行う一行。アーシャや織姫たちと共にボストンでの観光をを楽しんでいたハルだったが、旅の途中で衝撃的な一報を聞くことに!?ついに動き出した紅き炎帝、ハンニバルによって窮地に立たされたアメリカ。ハルたち竜弑しは最大の危機にどう立ち向かうのかー。至高のドラゴン・エンタテイメント、熾烈を極める第5弾!
「青蘭学園」のブルーエデンに入学した小鳥居史生と幼なじみの稲森百南は、もう一人の幼なじみ鳳来天雨から今すぐに出て行けと言われ、バトルを申し込まれる。百南に眠る潜在力を引き出し、勝ち目がないと思われた最強の幼なじみ天雨との激闘に打ち勝った史生たち。だが、天雨が史生たちをブルーエデンから追い出そうとする真意は知ることができなかった。そんな矢先、バトルによってプログレスとしての実力が広く知れ渡った百南が誘拐されてしまう。まろんの情報により、彼女をさらったのが天雨が所属するバスター・フォーだと判明。百南を取り戻すため、史生は決死の覚悟で仲間たちと共に追跡を開始する。-乙女のトライアングル異能ラブコメ第3弾!
神に課せられた悪魔の呪い“神呪”。生まれつき持った神呪“否運”により、「確率を裏切る呪い」をその身に宿す高校生・灰斗は、転校生の美少女・莉子と共に呪いを打ち消すために呪いを集めていた。そんな彼らのもとに、ある日、立葵鏡子と名乗る謎の依頼人が現れて…。第9回新人賞受賞作品!確率を統べる新感覚ダイス・アクション待望の第2巻!
焼け落ちた品川の街、逃げまどう人々。別世界から侵入した剋獣ー世界の敵に人々は脅かされていた。しかしこの世界には英雄がいる。世界を喰らう剋獣五帝と戦い、討ち果たす者。焔まとう英雄、烈火の剣皇・紅地杏だ。だが彼女には秘密があった。そのメンタルは豆腐で英雄然とした姿は演じているだけ。自分の台詞の恥ずかしさに赤面、後輩の相談に狼狽し半泣き。その真実を幼なじみ・黄塚光義だけが知っている。度重なる戦いでその身を、英雄であろうとすることでその心を、傷つかせていく杏。だが無力な光義ができることは、彼女の平穏な日常を守ってあげることだけで…。これは世界の運命に翻弄される、英雄の少女とその幼なじみの物語。
「ねぇ龍くん。今夜一緒に学校のプールに忍び込まない?」ある日の放課後、一年の八雲龍はクラスメイトの七海優希からそんな誘いを受ける。異能力者が集うこの神城学園は現在、史上最強と名高い生徒会長によって封鎖され、生徒は学園敷地内に軟禁されていた。自由を取り戻すには『決闘』で五人の支配者を倒すしかない。立ち向かう一部の生徒は勇者と呼ばれたが、『半径3m以内に分身を出現できる』だけでおよそ戦闘に向かない龍は、その他大勢の観測者の一人だった。-しかしその日、龍が深夜の校舎で偶然一本の剣を手に入れたことで学園の勢力図は一変、龍は叛逆者として立ち上がる!聖剣と邪刀が切り拓く、壮大な学園バトルアクション、開幕!!
『大日本護法息滅会』。東勢大学で最近問題となっている新興宗教団体だ。織口准教授によると、教祖は理工学部のOBだという。傍観を決め込む絶対城だが、教祖が『憑きもの使い』との情報に、早速教団へ妖怪調査に向かう。しかし普段は協力的な杵松が、今回は別行動を取ると言い出した。仕方なく礼音と二人で訪れた教団で、絶対城は長身痩躯の青年教祖と対峙する。そして教義の矛盾を突き、見事教団の正体を暴いたかに見えたその瞬間、礼音の身体に異変が起こりー?
高2の雨宮乃愛は超優等生。何不自由ない毎日だったが、ある日の塾帰り突然襲われて…。その背景にいたのは“Dragon Black”という全国でも有名な暴走チーム。このことがきっかけで、兄と敵対関係にあるDragon Black総長・禅と出会う。自分とはかけ離れた危険な香りを漂わす禅に、戸惑う乃愛だがー。BLACKシリーズ第2弾!
十二月の早朝、高崎発、上野行きの電車の中。高校一年生の志乃は、一学年上の先輩で、恋人の智哉と一緒に東京へと向かっていた。恋人同士のデート、というわけではない。二人だけで地元の高崎から逃げ出したのだった。見知らぬ駅に降り立ち、どこへ行けばいいのか見当もつかない二人は、志乃の思いつきのままに東京を彷徨う。そんな志乃を見かねて、智哉は知り合いにこれからのことを相談しようと提案するが…。魔法のiらんど文庫初の縦書きでデビュー作!
どんな謎も解き明かすドSな王子様探偵・上倉悠貴から、突然の呼び出しを受けた小野寺美久。彼女が駆けつけた場所は、悠貴が通う高校の正門前だった。羞恥心を覚えながらも、文化祭の準備で忙しい学園に高校生として侵入する美久。悠貴からの命令は、美久が『エメラルドの探偵』として校内の事件を解くことで…!生徒会に送られてきた匿名の脅迫状、目的不明の器物破損、そして文化祭の一般客を巻き込む大事件…危険な謎解きに、高校生探偵・美久が挑む!
宝石箱の奥にそっとしまいこまれたような美しい想い。衣麻お嬢様のかの少年への思い出は、その心を永遠に縛り付けるものでした。そして今、信じられぬことが起こります。突如現れた思い出の君との再会。それによりお嬢様の心は乱れます。待ちに待った運命の相手なのに、と。その傍らには、手の焼ける見習い執事がいました。運命を信じるのか、今ある現実に一歩を踏み出すのか。どうやら、執事とお嬢様の恋の狂想曲にも終止符が打たれる時がきたようです。
路地裏にひっそりと佇む、加納表具店。店を営むのは、若く美しい環。掛け軸や屏風に込められた思念を鎮める仕事を引き受けている彼女のもとには、様々な事情を抱えた妖怪が相談を持ち込んでくる。今回登場するのは、ミュージシャンをめざす“鵺”、弁護士として働く“天邪鬼”、そして“雪女”の蓮華。彼らの悩みに触れるうち、高校生・洸之介は自分の将来を考えるようになるのだったー。人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも、どこか懐かしい不思議な物語。これにて完結!!
ふんわりと可憐な容姿に似合わず、日常のどんなものでも分析しなければ気が済まない残念な女子大生、葵子。バイト先で、ふと訪れた喫茶店で、大学の研究室で。葵子は今日もどこからか、日常に隠れた分析の種を見つける。くすりと笑う彼女の唇から転がり出す、冗談めかした分析。それはつまらない日常の色をがらりと変える魔法みたいでーくだらなくって可笑しくて、けれどちょっぴり温かい。軽妙に二転三転する論理が楽しい、おもちゃ箱みたいな日常分析ミステリ。
決められた未来はない。だが、予測できる未来はある。どんな瑣末なデータからでも予測された未来の犯罪は未然に防ぐ、という警視庁の眉唾部署・捜査一課犯罪未然防止対策係ー通称「ミゼン」に転属となってしまった巡査部長の君島透。ミゼンのことを胡散臭いと疑う彼だったが、そんな男をスカウトしたのは「人の不幸を呼ぶ女」と噂されながらもミゼンの存在と犯罪防止を信じて疑わない若き美人係長・如月美姫だった。困惑しながらも如月の下で事件を追う君島は、やがてある真実へと辿り着くことに…。