2021年12月25日発売
放課後の図書室で姉の蓮見紫苑、先輩の壬生奏多、恋人の瀧浪泪華の三人と騒がしくも楽しい毎日を送る真壁静流。そんな中、奏多から買い物につき合うように言われた静流は、不安げな表情を浮かべる泪華を気にしつつも週末を奏多と一緒に過ごすことに。翌週、緊張の面持ちの泪華が図書室に現れ、二人の出会いやどんな日々を送ったかなど昔のことを教えてほしいと奏多に迫る。泪華が静流との関係に不安を抱いていると感じた静流と奏多は中学時代のことを話しはじめるのだが…。放課後の図書室で巻き起こる少し過激なラブコメシリーズ、堂々完結!!
世界中を移動する島・タールグイに立ち寄ったユナは、遠くに陸地があることに気づき上陸することに。そこはなんと“和の国”で、旅館に泊まり温泉、和食を堪能する。街中を散策し、立ち寄った冒険者ギルドでまた問題が発生、なぜか忍者の冒険者シノブと協力することに。和の国での冒険が始まる第18弾。
「禍津神」-それは人の怨念や未練を喰らい成長する悪神。古に生まれ出でたそれは、泰平の世となれども、未だ人々の脅威として存在し続けていた。そんな禍津神を狩る「神狩」を生業とする征十郎は、ある戦いの折ひとりの女性・フィーアと出会うことになる。だが、その時まだ彼は知らなかった。この出会いが、世にふたたび乱世を招く呼び水となることにー。そう、この時代は「江戸」。しかして魑魅魍魎が蠢き、人智を超えた「魔術」が、叡智を重ねた「科学」が浸透する偽りの「穢土」なり。正しき歴史を、文明を取り戻すため、数多の偉人による絶戦が始まる。
魔導学園の生徒たちを救い、魔導国家マギコスマイアでの騒動も一件落着。その後、ジレイは額に現れた謎の刻印の正体を探るべく、世界の叡智が集う魔導図書館を有する“勇者支援国家”リヴルヒイロへ(レティノアたちも当然のように同行)。しかし入国目前、現れたのは“才”の勇者・ルーカスだった。弱き者を認めず、“D級”であるジレイの入国を阻もうとするルーカスに力を示すため、ジレイ達は対抗戦を開き、“才”の勇者パーティーと雌雄を決することに。強敵との戦いの最中、成長していくラフィネやイヴ。その原動力は何か。ジレイはもう、無自覚ではいられないー怠惰な冒険者の無双ファンタジー、第3幕!
死闘の末、難敵・ヨハン率いる人魚の鎮魂歌を退けた“話術士”のノエル。その戦果が認められ、嵐翼の蛇はついにクラン最高峰・七星の末席に名を刻む。だが、覇道を叶えるには決定打に欠け、遠く及ばない。実力で上回る七星の上席、そして『冥獄十王』の現界という危機が近づく中、ノエルは未だすべての探索者を束ねる指揮官が不在である現状に好機を見出す。最強に至る最後の一手ーそれは暴力団を利用し、探索者の頂点を決める闘技大会を主催することで…?最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、激動と因縁交わる第4幕!-そして、渾沌が帝都を呑み込む。
全世界を揺るがした「精霊王の呪い」騒動から二年。ソーマが統治するフリードニア王国は来たる争乱に備えて着実に国力を高めていた。一方でフウガ率いるハーン大虎王国は勢力拡大を進め、ルナリア正教皇国に加えて傭兵国家ゼムをも支配下に置く。かくして強力な戦力を手に入れたフウガは、人類最大国家であるグラン・ケイオス帝国に宣戦を布告する。この事態に介入すべきか悩むハクヤ。王国の利を図るならフウガとの敵対を避け、帝国の盟友を見捨てるべきであった。そして決戦の火蓋が無情にも切られー。革新的な異世界内政ファンタジー、第16巻!
ついに発動した解放者最終計画“変革の鐘”。ミレディたちが紡いできた全ての絆が集結し、教会との未来を懸けた総力戦に挑む。やがて決戦の趨勢が決し、遙か霊峰の頂きで、ミレディは世界へ万感の想いを叫ぶがー。『自由な意思とやらは、何を選ぶ?』神の悪意が銀の流星と共に降り注ぐなか、魂を燃やして未来をつなぐ“抗う者たち”。混沌に堕ちゆく世界で、七人の解放者が最後に選んだ結末とは…!?『あなたたちの未来が、自由な意思の下にありますように』“ハジメ”に至る零の物語。-これにて終幕。