2021年6月18日発売
「私は…絶対に…騎士に…なるんだから…ッ!」気高き狐の亜人族の国「天華月国」に生まれ、最強の剣士と謳われた母に育てられた少女・テンコ。今は国を亡くし、主君・アルヴィンと共にブリーツェ学級で必死に剣を振るう日々。そんなある日、騎士学校で開催された四学級合同交流試合。格上を相手にした試合で、日々の教えを胸に快進撃を続ける級友たちをよそに…惨敗を続けるテンコ。そんな彼女に伝説から蘇った最強の騎士にして師匠・シド=ブリーツェは問う。「お前は“本当は騎士になりたくない”と、思っているな?」剣は人の心を写す鏡。テンコの覚悟が、いま試される。
「鳴瀬くん、もっとギュッとしてもいいかな?」比奈森さんが甘えるように俺に抱き着いてくる。優しくて、飾らない美少女でー「次、鳴瀬くんの台詞だよ?」俺の彼女役、正確には“派遣カップル”というアルバイトの相方だ。仕事内容は街のデートスポットで仲良しカップルを演じる、いわゆるサクラ。だから俺たちはあちこちで手を繋いだりハグしたり、とにかくイチャつくわけだけど…。「彼氏役を鳴瀬くんにお願いできてよかった」「はい、あーん」「鳴瀬くん。キス、しよっか」-これって、本当にぜんぶ演技だよな?甘くてちょっぴりもどかしい演距離ラブコメ、上演開始!!
歴代最強の力を持ちながらも平和を望む、異端の魔王マヒト。しかし、対立する弟の裏切りに遭い、卑劣な罠と策略によって殺されるー直前、なぜか人間界に召喚された!!さらに、魔王だと気付かれないまま、長い間誰も抜くことの出来なかった聖剣と適合しー『魔王と聖剣ーこの二つが揃って負けるわけねぇだろ』魔王としての圧倒的な力と風格に加えて、世界最強の聖剣を手にしたマヒトは、自身を慕う王国の姫・フラウディアを連れ、厚顔無恥な王族や襲い来る魔族達を一蹴し、我が道を突き進む!!魔王が聖剣で世界を制す、掟破りのバトルファンタジー!
中学の時の失敗を引きずり、家にも学校にも馴染めない高校1年生の碧木照。昼休みに赴いた屋上前で、門番の如く鎮座するひとつ上の先輩・雨森心に出会う。可愛いけどちょっと抜けてる雨森と過ごすうちに孤独は消失し、どこにもないと思っていた居場所を屋上前に見出していく。雨森に後押しされ碧木がクラスに馴染み始めた頃、しかし彼女は屋上前から姿を消してしまう。人間関係の難しさ、ドロップアウトする恐怖、ひとりぼっちを看破されたくない心。学校生活でぶち当たる様々な壁に、あがきながらも立ち向かう碧木と雨森。二人に訪れる雨上がりの瞬間とは…。悩んだことのある全ての人に贈る青春ストーリー。
“神に選ばれし者”の証とされる麗らかに煌めく髪の持ち主にして、究極の魔力を身に宿す公爵家令嬢・ミレーヌ。優雅に髪を靡かせ、可憐に刃を振るう王国随一の美少女剣姫ーだが、その中身は…“野蛮なる牙”の異名を持つ史上最強の傭兵!?驚異の身体能力だけで幾千の敵を屠った伝説の戦士が転生したのは、神々しい魔力の才を誇る奇跡のお嬢様だった!規格外な魔力と戦闘力を併せ持つ少女は、大陸に覇を唱える盟主子女たちを巻き込みながら、世界の情勢を塗り替えていく…!見た目は聖女、中身は野獣。凶暴なる武者の牙をお嬢様の微笑で隠しつつ、乙女は波乱に満ちた二度目の世界を無双する!!
慶新会を襲った魔族・ゼーレを退け、皇国を危機から救ったアレンは、シィが卑劣な大貴族との政略結婚の為にたった一人神聖ローネリア帝国へと渡ったことを知る。残された手紙から『シィの本心』を知ったアレン達はスポットを使って帝国への潜入を果たすも、新たなる神託の十三騎士が立ちはだかりー救出劇の後、始まる入学試験では『アレンに一太刀を加えたらその場で一発合格』という特殊ルールが採用されることに!!続くバレンタインデーはまたしてもアレンの奪い合いが勃発!!アレンの『本命』を懸けた未曾有の争いの行方はいかに!?Web発大人気剣戟無双ファンタジー、激動の第7巻!!
失踪したセリカを追いかけ、グレンとシスティーナが辿り着いた先。そこは「メルガリウスの魔法使い」にて描かれた聖暦前4000年の世界。現代よりも、遙かに強力な古代魔術が跋扈し、魔王が君臨する地獄であった。魔王に挑むセリカ。魔王の人知を超えた力に、膝をつく人々。そんな光景を前に、グレンは叫ぶ。「俺はセリカの弟子だ!この世界を救うために、ここに来たんだ!悪逆非道の魔王を倒すためにッッ!」その声はやがて人々に届く。民衆が立ち上がり、グレンとセリカが再び出会うとき、本当の伝説の物語が紡がれる。正義の魔法使いと、その弟子の、世界を救う戦いが始まる!
親・村から捨てられてしまった貧弱な少年・ディータ。死の間際、幼馴染みの少女・シストラと平和に暮らす人生を願った彼は幾多の転生を経て、世界最強の力を手に入れる。「すげええ!なんだ今の魔法!まさか、オリジナル魔法?」魔法を極めた彼の力は、まさにケタ違いの存在だった!強さが認められ学園に入学すると、王族の姫に迫られたり、あまりの博学に驚く教師たち、そんななか学園に迫るは、シストラの命を狙う魔族たち。しかし転生を繰り返した少年は立ち塞がる敵を一蹴し、この世の全ての頂点に至る!最弱が最強に這い上がった、無双学園ファンタジー開幕!
母・美礼に代わってエロラノベ作家となった俺の前に新たに立ちはだかる問題、それはー「エロイラスト大賞、というものを受賞してしまったようなのです」妹の美悠羽だった。いやお前もかい!しかも授賞式会場で美悠羽の絵を貶したメスガキ・貝塚レーニャと、イラスト対決が巻き起こり…!?ってこいつ、まさか俺の書籍化デビューを妨げたアイツなのか?せっかく同期作家の凛夏から“取材デート”に誘われたってのに、美礼も美礼で次回作の執筆に悩んでるとか言うし…。プールに夏祭りに、って俺たちの夏のラブコメイベントに母娘揃ってまざってこないでもらえませんかねぇ…!?
「どうして出張先にもついてくるんですか、姫様?」王都に渦巻く陰謀を撃ち砕き、元の日常に戻ってきたレイズ。(相変わらず姫様からの視線を受けつつも)任務をこなしていると、同僚の宮廷魔法士アリナと共に東部の農園地帯への出張を命じられる。そこに待っていたのは、以前レイズがケーキを通じて知り合った公爵令嬢レナでー何で隣に姫様までいるんですか!?ついてきたんですか?困惑しつつレイズは任務に挑むことになる。のどかな農園に潜む闇を果たして解き明かせるのかーてっ、だから、姫様、視線バレバレですってば!姫と少年の“じれ甘”王道ファンタジー、第2弾登場です。
怪物“屍人”の出現により、突如世界は終末を迎えた。魔術を使って生き延びる南戸由貴は、唯一の友人・榊帆乃夏、京都で出会った魔術師・九条羽衣らとともに、終末の真相に少しずつ迫っていく。さらなる情報を求めて、由貴たちは日本魔術師連盟の本部へと向かうことに。道中、廃旅館と温泉で英気を養いつつ、ついに本部があったという東京に辿り着くのだがー。かつて離れ離れになった由貴と帆乃夏が、“終わった世界”で最後に掴み取る未来は?ガールズサバイブストーリー、ここに完結!
「いいですねェ恋。恋はいい。恋ほど女を美しく見せるものはない」実家への挨拶を兼ねた伊豆旅行。ところが仙波監督の思惑で、ひなたたち中学生組も参加、その場でドキュメンタリー撮影が始まってしまう。一方、ひなたと明日香の“女の戦い”は加速するばかり。間にはさまれた達也は、ひとり頭を抱えるのだが…?フィルムに映る少女の恋は、果たして虚構か真実か。何がとびだすかわからないビックリ箱ー椿屋ひなたが、ついに世界に解き放たれる。エモ×尊みラブコメ、“羽化”を迎える第4弾!
“鏡の魔女”テレサリサと共にレーヴェを脱出したロロは、魔力の影響で眠り続けるデリリウムを連れてキャンパスフェローへと帰還する。だが、王国アメリアによって陥落された故郷は、流血と破壊に蹂躙され見る影もなかった。城から逃げ延びた者たちと合流したロロは、彼らと“北の国”へ向かう。そこには、バドが生前に同盟を結んだ雪王ホーリオが治める集落がある。きっと助けになってくれるはずとの目算からだ。そして“北の国”には、バドに託された集めるべき魔女の情報の中にあった、氷の城に住むという“雪の魔女”がいた…。
拉致された董白は、曹操の根拠地である許昌に連れてこられる。そこに現れたのは孫家の姫、孫尚香だった。「ここから出て自由になりたいなら、わたしと来い」曹操は、袁術と呂布が手を組んだ“長江同盟”と対立しており、そこには彼女の父、孫堅も参加しているらしい。しかし、その同盟も一枚岩とはいかないようで…?董白の身柄を押さえた曹操、袁紹軍の客将となった劉備、そして長江同盟で機を窺う孫堅ー形を変えた“三者鼎立”は、歴史に新たな風を吹かせるか。打擲幼女の覇道ファンタジー、動乱の第4幕!
リリスと共に世界のシステムとも呼べる存在との戦闘を切り抜けたオルクは、新たな嫁を探す旅を始める。一方、先の戦闘によって魔術回路に致命的な損傷を負ってしまったオルクは、師匠に助けを求める。それと並行して行われる祝祭への諸々。オルクへの妨害が多数予想される状況に立ち向かわなければならない。その最中、オルクの子供だと言う女の子が現れる。いったい誰の子!?そして、その陰で勇者というシステムと対になる、魔王という世界のシステムがその牙を剥き始めているのであった。どうなるオルクのハーレムづくり!?
人に異能を授ける砂塵が舞う偉大都市。荒廃した世界で楽園とさえ呼ばれるここには、砂塵を取り込み、様々な能力を発現する人々が集う。そして、その能力を犯罪に使う者たちを取り締まる精鋭部隊“粛清官”が、その秩序を守っていた。粛清官ー射撃の名手シルヴィ。そして寡黙な黒剣士シン。とある事件を通じてコンビを組んだ二人は、人を獣に変貌させるドラッグの捜査を任させていた。だが、そのドラッグの流通には、粛清官たちの作った悪しき過去が潜んでいた。吹き荒れる砂塵のなか、マスクをまとう能力者たちの物語が幕を開ける。