2022年7月20日発売
水都で起きた陰謀の糸を引いていたのはー聖霊教だった。大英雄の副官を名乗る吸血鬼、アリシア・コールフィールド。史書に残る伝説・“花天”の弟子、イオ・ロックフィールド。そして黒幕・偽聖女。アレンはリディヤと数名の仲間だけで、彼女たち聖霊教と戦わなければならない。まさに絶体絶命ー「先生をー」「兄様をー」「「助けに来ましたっ!」」そこに到着したのは、『七塔要塞』を攻略した教え子たちの救援。水都を救うため、友人を助けるため。無自覚規格外な家庭教師は、教え子たちとともに強大な敵に立ち向かう!波乱の水都編。全ての決着の先はー水都中央。約束の、花園。
『蛇』の悪夢は続く。謀略の果て、CIM内の裏切者を暴き出した『灯』。だが、その代償はあまりにも大きく、チームは半壊、モニカも一人罪を被り安否不明に。絶望的状況に誰もが諦めを抱いたとき、『灯』の落ちこぼれーサラが声を上げた。仲間を救う唯一の方法。それは、全ての元凶である宿敵『白蜘蛛』を捕らえること。無謀と知りつつもリリィ・ジビアとともに奔走するサラはとある奇策を思いつく。それは、壊滅したはずのスパイチーム『鳳』を蘇らせるというもので…。『自分は、仲間を誰一人として死なせないスパイになるんです』戦う理由は見つかった。今、最弱の少女の逆襲が始まるー。
「アリサさん、俺とデートしましょう!」「お断りします!」圧倒的なクエスト受注数と驚異の達成率100%でギルド“最強”を誇る少年・レイジ。そんな彼が唯一攻略できずにいる存在、それはーギルドの高嶺の花・受付嬢のアリサさん。レイジの熱烈アタックを華麗にスルーし、その想いを頑なに拒否するアリサ。実は、かつてレイジと同じ冒険者だった彼女の心には、恋より先に倒さねばならない仇敵の存在があり…。「そんな奴、俺がぶっ飛ばしてやりますよ!!」アリサのため、“最強”の真価を問われるレイジ。そんな彼の姿に、難攻不落なアリサの心も少しずつデレていく!?
ハル達とともに世界を救い、その後世界を滅ぼしかけた大英雄ー“剣聖”三日月冬夜。黒外套や女神教を裏から操っていたのは、まさしく彼だった。そして次の狙いはー帝国・王国・同盟の三列強首脳会談が開催される、レナント王国王都!だが、王国はレベッカが逃げてきた生まれ故郷でー「大丈夫よ、ハル。昔みたいに、泣いたりなんかしないわ」しかし、育成者とともに成長した“雷姫”レベッカは、過去と真っ向から対峙することを決める。ハルに育てられた弟子たちも大集合し、最強の英雄との戦いの火蓋は今、切られた!“育成者”伝説、全ての過去と向かい合うクライマックス!
救世主・神代風花は人類を救うため、一年後に死ぬ。そんな彼女は初対面の僕に言った。「私と付き合ってくれない?」彼女が最期の一年でやりたいことを記した『救世主ノート』。僕は彼氏として、その項目を一緒に埋めていくことに。春の出会い、夏の花火、秋の文化祭、冬の逃避行。思い出が増えるたびに気づいていくー神代は、普通の女の子だ。人類の敵を狩っている最強の影遣いの僕なら、死ぬ前に彼女を助けられるだろう?思わず読み返したくなる衝撃と驚愕のクライマックス。『最強の能力者である少年』と『一年後に死ぬ救世主の少女』が織りなす最高のボーイミーツガール小説、誕生。
可愛い精霊少女と契約したい!そのため俺は頼れるマスターに見えるよう、クールな強キャラのフリをしていたのだがー「マスターは常に冷静で強く、誰よりも素晴らしいお方です」出会った精霊少女がそのキャラを完全に信じてしまった!?後に引けなくなった俺はどんな窮地でもそのキャラで押し通す!すると周りはそれを強者の余裕だと解釈して、何故か精霊使いとしての評価が急上昇!新たに出会う精霊少女からの信頼も厚くなり、ついには精霊との多重契約まで成し遂げてしまう!いやカッコつけてただけなのに、なんで本当に最強に!?WEBで大人気を博した勘違い無双×精霊ハーレム、登場!!
家族の何者かに殺され、そのたびに同じ日に戻ってしまうヒューゴ。家族への復讐を決めた七度目の人生で出逢ったのは、“怪物”と噂される美しき少女・メルトレーザだった。「本当に…この私に身売りをしても、後悔しませんか?」明かされる彼女の正体。しかしヒューゴの凄惨な半生を知ったメルトレーザは、彼を何よりも愛し陶酔するようになる。しかも“怪物”の一族の目は、ヒューゴに隠されていた力をも引き出し、狂った人生を次々と変えていってー!?「あなたはもう、一人じゃない。この私が…家族がいます」“最厄の少女”とはじめる、狂瀾のやりなおしファンタジー!!
金髪碧眼・小柄で可愛い仏国JK・ルシィ=アルヴェーン。俺の家にホームステイして、毎日俺を甘やかしてくれる彼女は…「アクションゲームが好きで、よく遊ぶのは死にゲーです!」筋金入りのオタクで、ゲーム作りをしている俺のことをめちゃくちゃ尊敬してくる!「あ〜んしてください!あ〜んっ!」一緒に住むからご飯を作って貰ったり、「お背中流しますよっ!」お風呂に乱入してきたり、「勉強熱心で本当に尊敬しちゃいますっ!」気づけば全肯定されながら、甘やかされる毎日がはじまってしまった!ダメ人間になってもいい、異国少女とのいちゃラブコメ!
美人な間宮先輩が隣の席に移動してきて、早2ヶ月。一緒にランチをしたり、ネコカフェで癒されたり、ドキドキする毎日が続いていた。そんななか…「私ね、藤城くんのことずっとずっと好きだったよ」同じ部署で働く元同級生の木内さんから愛の告白を受け、俺達はまさかの三角関係に!?さらに…「楽しみですっ。藤城さんとお泊まりっ」俺の自宅で企画合宿をすることに!俺が人気カメグラマー・偽物さんの正体だと間宮さんにバレるピンチ。しかも、お酒に酔った間宮さんはいつもより大胆で、入浴にまで誘われてしまいー!?かわいさとセクシーさも全開な、ぽんこつラブコメ第2巻!
一通のラブレターから、物語は始まった。幼馴染をでっち上げ、ポンコツギャルの素を暴き、迷える先輩の背中を押してー。残るは、ひとりぼっちのメインヒロイン。みんなを笑顔にしたいと願い、裏切られ、理想に絶望した彼女だけ。道は険しく、壁は厚く。立ちはだかる現実は、かつてなく強大でー。だけど俺には、あいつがいてくれるから。あいつと一緒だから、どこまでも戦える。さぁ、覚悟はいいか?今こそ、俺たちのハッピーエンドを成し遂げよう!『実現するラブコメ』これにて完結。
今川を滅ぼし、はや一年。三河の雄となった竹千代は、松平家の勢力をさらに広げ、大名として、その名声を高めつつあった。一方、袂を分けた佐吉は秀吉の元で、竹千代に負けじと軍師の道を邁進する。だが、この時代の主役は誰か!「天下」の二文字を最も間近で捉えていたものは誰か!すでに上洛を目の先に据え、破竹の勢いで進軍する織田信長。彼を除いて、この猛将たちの時代を語るることなかれ。いま、時代は信長という強き光の元で揺らめき、将星たちの輝きを見守りながら目覚めつつある伏龍たちの咆哮を待つ!!!
ピアノを通じて、弥生ちゃんとの距離も少し近づいた皐月。でもまだ堂々とデートに誘うのはハードルが高く…。なかなか進展しない二人の関係にやきもきする影が二つ。弥生の妹・卯月と皐月の妹・早苗。出会ってはいけない二人が出会ったとき、野次馬もとい、強力な恋愛アドバイザーコンビが誕生する!そんななか、卯月は弥生ちゃんの恋心とは別の意味で皐月の動向を裏で探っているようで…?恋の乱入者は弥生と皐月の恋路に何をもたらすのか!?そして皐月は、ひとつ大きな決心をする。隠し事をしたままで前に進むことはできないからー。
真夏の三浦半島沖に現れた巨大な氷山ーそれが、運命を変える夏の始まりだった。高校生の進、羽、一輝。かつて仲の良いグループだった三人は、一年前のある事故が原因で今はぎこちない関係が続いていた。ある夜、進は氷山が出現した海岸で、身元不明の謎の少女と出会う。「楽しい夏休みを過ごしたい」という少女の希望を叶えるため進たち三人は奔走するが、氷山出現の秘密が明らかになるにつれ、進たちの手には負えない大きな力が少女に迫る。第16回小学館ライトノベル大賞・優秀賞。「一度だけ」の夏を駆け抜ける、恋と青春の物語。
全身が塩に変わって崩れていく奇病“塩化病”。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、ひとりの少女と出会う。天才的なピアノ奏者である少女の名は、五十嵐揺月。彼女のピアノに対する真摯さと、その繊細な指でいじめっ子の鼻をひねり上げる奔放さに、八雲は我知らず心惹かれていく。高校へと進学し、美しく成長した揺月はイタリアへ留学してしまう。彼女と自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。揺月との再会はある日突然訪れたーそれが自分の運命を大きく変えることを、彼はまだ知らなかった。第16回小学館ライトノベル大賞大賞受賞
「人生はロールプレイングゲームに似ている」。常からそう考えている俺・鷹空(高二)は父親の許しを得、東京で一人暮らしを始めた。だが新しい高校での生活を目の前に、俺は冷めている。何も行動を起こさず、卒業までやり過ごすのだ。一方、担任の教師・和々花(28歳)は、少々変わっている。若見えの元新人漫画家。夢を捨て切れない隠れオタの酔っ払い。「でも、人生、安定と見通しが一番だし…」。未来を諦めた子どもと、過去を忘れられない大人。年齢も価値観も違うチグハグな二人が紡ぎ出す夢の物語。
本当はもっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。日曜の朝は必ず、妹の凛に女装させられて写真を撮られて「可愛い。愛してる」とか言われてSNSに投稿させられる。つらい。僕が想いを伝えられないうちに彼氏を作ってしまった幼馴染の瑞希。なのになぜか思わせぶりな目つきで僕に身体を寄せてくる。つらい。そんなある日、美人すぎる従姉の京子がアイドルの仕事を突然やめて東京から帰ってきた。「付き合おう」って…何言い出すの!!何のつもり!?人生がつらすぎる衛くんは、愛が重たすぎる少女たちに包囲されている!
「北条家との縁談が決まった」。自身にとってトラウマそのものである母親から、結月と婚約しろと告げられた幸太郎。しかし、しほがそれを認めるはずもなく…「絶対に、やだっ」と泣かせてしまう。不甲斐ない自分とこの状況を変え、しほに想いを伝えると約束した幸太郎は、かつて“親友”だったキラリにある提案を持ちかけるー。