著者 : あまな
もっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。DVぎみの姉の凛は、僕に女装させて写真を撮り「可愛い。愛してる」とか言う。昔の失恋相手の瑞希は、謎に身体を寄せてくる。そんな僕の前に、従姉の京子がアイドルの仕事を辞めて東京から帰ってきて突然「つきあおう」って!?結果、凛、瑞希、そして桂花(京子の元アイドル仲間!)というトラップもかわして、めでたく京子とつきあっている僕(ばあちゃん家で「となり部屋同棲」状態)。なんと、今度のお盆にふたりきりで温泉一泊旅行に行くことに!とうとう「次の段階」…なのか!?
もっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。姉の凛に女装させられて写真を撮られて「可愛い。愛してる」とか言われる。つらい。僕の片思いを知らず(?)彼氏を作ってしまった幼馴染の瑞希は、いまだに思わせぶりな目つきで僕に身体を寄せてくる。つらい。そんな僕の前に現れたのは、アイドルの仕事を突然やめた従姉の京子。「つきあおう」って、なんで!?そして僕は、凛、瑞希という障壁を超えて「ちゃんと京子を好きになる!」の決意で彼女とつきあうことに。しかし今度は京子の元アイドル仲間、桂花がグイグイせまって来た!
本当はもっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。日曜の朝は必ず、妹の凛に女装させられて写真を撮られて「可愛い。愛してる」とか言われてSNSに投稿させられる。つらい。僕が想いを伝えられないうちに彼氏を作ってしまった幼馴染の瑞希。なのになぜか思わせぶりな目つきで僕に身体を寄せてくる。つらい。そんなある日、美人すぎる従姉の京子がアイドルの仕事を突然やめて東京から帰ってきた。「付き合おう」って…何言い出すの!!何のつもり!?人生がつらすぎる衛くんは、愛が重たすぎる少女たちに包囲されている!
『ねえ、黒木は私とどうなりたいの?』日野との関係性を変えたい、と思う。でも俺は具体的に彼女とどうなりたいのかわからない。日野が音楽を諦めていることに、なにも言えない俺は…『キスをすれば、変われるのだろうか?』悶々と悩む日々、文化祭が迫るなか突然、軽音部の阿部から彼が結成したバンドを手伝ってくれと依頼される。しかも「一緒に日野を文化祭のステージに引っ張り出そう」なんて話になって…。青春という奇病に悩む拗らせ者たちが、華やかな文化祭の舞台で、陰で。本音を歌詞に託して、気持ちをメロディに乗せてー今、叫び声を上げる。
ー高校生にもなってキスしたことないって病気じゃない?完璧主義者を自負し、医師を志す俺、黒木光太郎は苦悩していた。そんなときに出会ったのは「誰とでもキスする女」と噂される同級生の日野小雪。「ね、勝負のルールなんだけど、チューしたくなったら負けってのはどう?」「な!?キスなんて不要だ!」「あはは、黒木ウケるーで、する?」誰がお前なんかと!と思いつつ。俺は目が離せなかった。俺にないものを持っているはずのこいつが、なんで時折、寂しそうに笑うんだろうか。「普通じゃない」ことに苦悩する、すべての拗らせ者たちに処方する原点回帰の青春ラブコメ!