2024年9月10日発売
ここは魔導都市ヴィノス。魔界と人間界の境界に位置するこの街は、魔界から迫り来る魔物を撃退する人類の防波堤の役割を果たしていた。その中心となるのは大魔導師・イシュタル。だが、彼女が引退するため、10人いる弟子の中から次の大魔導師を選ぶことに。そのなかの1人、ジルベルトは堕落した生活を送っていたのだが…。「師匠!今日も絶好の修行日和ですね!鍛錬よろしくお願いします!」「…いい加減休ませろ!」自堕落だったジルベルトの生活は弟子を志願する少女が現れることで一変し!?ぐーたら師匠と魔術師の卵による師弟成長ファンタジー、開幕!
“奪命者”事件解決の代償として“人形鬼”ミゼリアを失った“第六分署”。そんな中、新たな事件捜査の命令が下される。人間が魔術によって爆弾化させられてしまうという連続テロ事件ーローグは“聖女”カトリーヌを相棒に迎え捜査を開始するが、事件の背後に“思わぬ人物”の関与が浮かび上がり…!?その一方で、ミゼリアの生存を打ち明けられず、ぎくしゃくするローグとカトリーヌ。さらには二大貴族・リグトン家より派遣された、『魔剣』を操る魔女狩り部隊の横やりも入り捜査は難航する。事件の真相、そして新たなバディの運命はいかにー?魅力的な“相棒”に翻弄されるファンタジーアクション第2弾!
照準の精密さと戦略が勝負を決めるガンシューティングゲーム、『ヴェインストライク』。世界大会も開かれる有名ゲームに、新チーム『エニグマ・ディヴィジョン』が参戦しようとしていたー。プロゲーマーだった父の失敗から学んで、人生の優等生として生きてきた…が、同僚を庇い左遷されてしまった、ハイスペックOLの結衣。ド田舎のめちゃくちゃな環境でも世界レベルの敵を壊滅させる才能を持つ…が、世間には馴染めない不登校ゲーマーJKリン。正反対なふたりが持っている、共通の目的はー日本最強選手『魔王』こと、結衣の妹である凜の打倒で!?プロゲーマーの世界で成り上がる、新世代のシンデレラストーリー!
蝕の予言を巡り争ったルウィック同盟を説き伏せ、見事に天文学者アマレットの奪還を成し遂げたコルとミューリ。しかしそれは、デュラン選帝侯の威信をかけた計画が白紙に戻ることを意味していた。苦難の中、アマレットがもたらした一縷の希望ーかつて古代帝国軍の北への行軍を阻んだとされる月を狩る熊が月を落とした地の伝承だった。もし教皇庁まで通ずる新道の開削計画が為せば、侯の権威と命脈を保ち、教皇庁の喉元に刃を突きつけることとなる。ゴブレアとバーリンドの選帝侯も加わり、南北に分断する要衝の調査に乗り出したコルとミューリ。だが、二人の前に月を狩る熊の伝承者が立ちふさがるー!
苺原樹ー年齢は二十代後半。既婚者。職業は高校教師。そんな私が、10歳年下の教え子の女子高生に手を出してしまった。生徒の名前は戸川凛。私より背が高くて、温和でどこか幼くて、顔がいい。そしてとてもいい子。家庭環境に問題のあった彼女を気にかけているうちに、いつしかベッドの上で唇を重ねていた。これは間違いなく裏切りで不倫で犯罪で。身の破滅を招き寄せる要素を、よくもこれだけ集めて。-なぜこんなことになってしまったんだろう。淫らで不貞で、でもどこかあたたかい。女教師と女子生徒の恋愛小説。
上条当麻は、アリスを救うために、ただ立ち尽くしていた。しかし、彼の命という命、すべての灯火は完全に消え…その生命活動は停止していた。冬休み最後の日。学園都市のとある少年の死亡確認は取られた。そして。虚無。何もない空間。上条が目覚めたそこは、彼自身が打ち消してきた『幻想』そのものでー。そこに降り立つ一人の女性、アンナ=キングスフォード。しかしどうやってこんな場所まで?驚く上条はとある提案を耳にする。ちょっと待て、『そんな事』が本当にできるのか…?
文弥たちの活躍でマフィア・ブラトヴァによる司波達也襲撃は失敗に終わった。単純な力押しでは「触れてはならない者たち」の異名を持つ四葉家に対抗することは難しいと悟った彼らは、同じ十師族で、以前は四葉のライバルと見なされていた七草家の子女を人質に取り、利用することを目論んでいた。魔法大学に進学した香澄と泉美は、交友関係を広げるためにさまざまなサークルに参加していた。複数のサークルにうまく馴染むことができた泉美とは対照的に、香澄はどのサークルでも馴染むことができなかった。そこで、弘一の勧めで社会人の乗馬クラブの見学に訪れるのだが、そこにもマフィア・ブラトヴァの刺客が紛れ込んでおり…。
空木樹は自分のやりたいことだけをやって生きてきた。今は部活に勤しみ、昔からの趣味で小説を書いている。そんなある日、超有名作家の娘にして自身も大ヒット作を世に放ち注目されている後輩・鵯華千夏に才能を見出され、なんとプロ作家への道を示されるが…!?「ぜんっぜん、一ミリたりとも、いっさいがっさい興味ないです」「…なんでよ!!」趣味はあくまで趣味。ついには空木がやりたいことをやるだけの部活、“超・文芸部”に入部してまで追いかけてきてー。絶対にプロ作家に導きたい天才少女と、興味がないことは絶対にしたくない変な奴の終わらない追いかけっこが今、始まる!
恋人ごっこの「おままごと」を続けるうちに、深紅に対して本当の恋心を芽生えさせてしまった蒼一朗。そして兄妹の関係でありたいと強く望みながらも、蒼一朗の身体を渇望してしまう深紅。あの日、一線を越えてしまった後も、何事もなかったかのように二人の日常は続いていた。もう二度とあんなことはしない。これからはあくまでも仲良し兄妹として一緒に暮らす。-そのはずだったのに。叶わぬ恋の代償行為として、いやらしい遊びを蒼一朗に仕向ける同居人・黄純。蒼一朗への好意を隠さず急接近する演劇部の先輩・奈白。それらを見ても平然としている深紅。そして、深紅の気持ちが分からずに苦しむ蒼一朗。“嘘”と“本音”が溶け合う、禁断の第二巻。
バルガ帝国の皇女ルプスの亡命を成功させたツシマ。つかの間の平和を享受する二人だったが、ツシマの前に帝国最強の刺客が現れる。それは多くを殺してきたツシマへの復讐の牙。消しきれぬ過去の清算。その戦いは復讐の域を超え、帝国第一皇子のカウサ、エルバル市長タチバナをも巻き込んだ、陰謀の火種となる。そして圧倒的実力を前に苦戦を強いられるツシマ。もはや自分が死ぬしか、彼女を助ける道はない。だがルプスはそれを認めない。捨て去ったはずの身分、勝ち取った自由、陰謀のない日常ーそれが、なんだというの?ツシマは絶対に死なせない。ルプスが下した決断は、過去すらも飲み込む刃へと変わる!覚悟と決意が試される、異端の騎士物語。急転直下の第二弾!!
正式に蒼の学園に入学した心葉とLuna。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが!それは三大学園が集まり、あらゆる分野で競う『天空競技祭』。恋兎チーム5人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corporationsの精鋭たち。銃痕とは異なる力を持つ彼らと、己の矜持を懸けて激しくぶつかり合う!そして、心葉にも銃痕が発現する。己の在り方と向き合ったことで、心葉が手にした新たな力とはー。
三〇超えのしがないサラリーマンの“俺”は、気がつくと異世界の薄汚れた下水道にいた。ディートハルト・ベッカーというみすぼらしい子供に生まれ変わっており、視界には浮浪児や獣耳の子供たちが。状況が分からない中、ディートハルトは子供たちのリーダーであるアビーに、己が何者でどんな能力を持っているのかを知るべきだと言われ、占い師の前に引きずり出される。結果、ディートハルトには神官の力が備わっていることが判明。その力でモグリのヒール屋として一稼ぎする生活が始まる。第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
代々、優秀な騎士や魔法使いを輩出してきたランペイル辺境伯家。その長女として生まれたジョアンは5歳の洗礼式で“無”属性と判定され、あまりのショックに寝込んでしまう。そして彼女は夢の中で思い出すのだった。前世は日本で暮らしていた、孫と推しを応援する元気なお婆ちゃんだったことを…!見た目は幼女、頭脳は老人。今日もお婆ちゃんの知恵袋とスキルを活かしてポジティブにみんなと楽しく暮らします!第11回ネット小説大賞金賞受賞!!!!