制作・出演 : アバド
制作・出演
アバド / カーティア・リッチャレッリ / クラウディオ・アバド / シャーリー・ヴァーレット / スカラ座 / ニコライ・ギャウロフ / プラシド・ドミンゴ / ミラノ・スカラ座管弦楽団 / ロマーノ・ガンドルフィ / ヴェルディメンデルスゾーンの『序曲集』に、交響曲全集に収録されていた弦楽八重奏曲からの「スケルツォ」を追加したセット。メンデルスゾーンの主要な序曲が網羅されており、アバドの躍動感に満ちた演奏が満喫できる。
80歳を過ぎたゼルキンが、50歳前後だったアバドと組んで17曲ほど録音したシリーズの中から、短調の2曲を組み合わせたアルバム。重厚さと軽さ、深さと広さ。晩年のゼルキンが到達した至高の芸術が味わえる。
ポリーニ2度目の全集からの1枚。指揮者の年齢が若返り、ポリーニも円熟味を深め、両者による一分の隙もないような演奏が出来上がっている。ライヴとは思えない完成度の高さで、全体の流れも細部の彫琢も文句なしだ。
ラヴェルによるオーケストラ編曲版と、オリジナルのピアノ版とを聴き比べられるアルバム。アバドがBPOを駆使して目くるめく世界を描き出し、ウゴルスキのピアノもまたダイナミックで雄弁な演奏を繰り広げている。
17歳のキーシンが晩年のカラヤンと共演したチャイコフスキーと、新しくBPOのシェフになったアバドとのプロコフィエフという興味深い組み合わせ。2人の名伯楽のもと、キーシンが伸び伸びと実力を発揮している。
中世の騎士の森での狩をイメージしたという、極めてロマン主義的な内容の作品で、ブルックナーの最もポピュラーな曲だ。ウィーン・フィルの豊かな響きを背景に、アバドならではの清新で抒情的な演奏が披露されている。
ベルリン・フィルとのマーラー・シリーズからの1枚。交響曲第4番はアバド2度目の録音となる。円熟期のアバドの新鮮な感覚にあふれた名演。ベルク初期の歌曲集でのフレミングの歌唱も絶品だ。
抜群に美しい第2楽章を持つ第21番と、独奏のピアノが華麗な第26番の組み合わせ。モーツァルトのスペシャリストでもあるピリスによる演奏は、モーツァルトの美しさが際立っている。アバドのサポートも見事。