制作・出演 : アルノルト・シェーンベルク
シェーンベルク:歌曲集シェーンベルク:歌曲集
グールドがご執心だった作曲家の1人にシェーンベルクがいる。解釈は調性の破壊者や20世紀音楽の創始者としてではなく、逆にロマン主義から連なる潮流の末裔としての捉え方。歌曲集だが、歌の存在感を超えてピアノが巨大な主張をするのは仕方あるまい。
シェーンベルク:グレの歌シェーンベルク:グレの歌
シェーンベルク:作品集シェーンベルク:作品集
「月に憑かれた〜」のみ初めて発売されるもの。ディスク[2]は曲によってはグールドの個性満開という具合にはならないが、ディスク[1]は彼の個性が溢れている。どれも極めて内省的で繊細であり、時々彼の演奏に見られる、あまり病的な感じもない名演。
シェーンベルク:月に憑かれたピエロシェーンベルク:月に憑かれたピエロ
制作・出演
BBC交響楽団 / アルノルト・シェーンベルク / アントニー・ペイ / イヴォンヌ・ミントン / ジャニス・マーティン / ダニエル・バレンボイム / ピエール・ブーレーズ / ピンカス・ズーカーマン / ミシェル・デボスト調性的枠組の崩壊過程を耳で実感できる、音楽史の一断面を捉えた極めて象徴的なCD。核となる『ピエロ』はブーレーズ2度目の録音。1度目の神経質なまでに尖鋭な演奏が忘れられないが、この演奏は豪華な顔ぶれと響きの豊饒でより「楽しみ」近い。