制作・出演 : ジュリアン・カーショウ
エレクトリックエレクトリック
のっけからバリバリにクラブ風なのに、その中身がヴェルディのオペラだったり、レクイエムだったり。合唱まで薄く重なっていたり。昔流行った、ミランダ・セックスガーデンを思い出す。世界レベルの“クロスオーヴァー”の懐深さを感じさせる、凝った一枚だ。
ニュー・ワールドニュー・ワールド
コンサート・ピアニストとしても通用する彼の“響き”をクローズ・アップした印象を受けるサード・アルバム。クラシック畑のプロデューサー、ジョナサン・アレンとの共同作業により、クロスオーヴァー的な表層の下に、深いうねりを持った音楽が生まれた。好盤。★
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