制作・出演 : ダヴィデ・サントルソラ
ソノリティーソノリティー
響きに重きを置くジャズ・ピアニストは比較的少ないのだが、おそらくクラシック出身なのだろう、サントルソラは響きに着眼している。3度と6度の音程を基準にした独特な調律法を活かして、自分のスタイルの効果を最大限に発揮している。
マッティナータマッティナータ
ベースの音、ピアノの音をこんなにも真剣に聴かせるアルバムは少ない。モネのジャケットの印象通りに、淡々と心を表象する3人。普段10度チューニングでプレイするサントルソラに、藤原の持つ深いベースの音が遊ぶ、ピアノ・ジャズの午後の曳航。★
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