制作・出演 : ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲&大学祝典序曲ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲&大学祝典序曲
現在最も刺激的な音楽を生み出し続けているパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル。 充実の極みにある彼らが現在新たに取り組んでいるのが<ブラームス・プロジェクト>。 ドイツ・ロマン派の精髄ともいえるブラームスを新たな角度で見つめ直すこのプロジェクトは、 2014年12月の東京オペラシティでの全曲演奏で本格的にスタートし、世界各地で絶賛を博している。 それと並行して交響曲4曲・セレナード2曲と主要管弦楽曲を収録する4枚シリーズの第1弾が登場。 ニ長調という輝かしい調性による交響曲第2番、悲劇的と大学祝典という対照的な序曲2曲を収録。 録音会場を歴史あるヴィースバーデンのホールに移しての新録音。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番&第4番ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番&第4番
2005年に発売の第3、5番に続く全集の完結編。ベートーヴェンのソナタ全集を録り終えた数ヵ月後の、充実しきっていたころの録音だ。古楽奏法も取り入れたヤルヴィのもと、仲道の的確な演奏が冴えわたっている。
シューマン:交響曲第1番「春」&第3番「ライン」シューマン:交響曲第1番「春」&第3番「ライン」
内声やティンパニ、弦楽器の刻みなど、パーヴォらしいオーケストレーションの細部すべてに生命を宿らせたような演奏。「ライン」の第2楽章など滔々と流れる大河風でなく、活き活きとリズムを踊らせる。「春」でも浮き立つ情感や憧憬などを振り幅広く表現している。なお、「ライン」第1楽章でオーボエ&ファゴットにホルンを重ねる処理が1ヵ所なされている。★