制作・出演 : ハーヴィー・メイソン
ヒール・ザ・ワールドヒール・ザ・ワールド
日本をベースに活躍するフィリピン出身のジャズ・シンガーが、名ドラマー、ハーヴィー・メイソンのプロデュースで、マイケル・ジャクソンをカヴァー。大胆なアレンジとLAの一流ミュージシャンのスタイリッシュなサウンドが、魅惑のアルト・ヴォイスを引き立てる。
ライズライズ
ティファナ・ブラス時代を含めると、11年ぶりにトップ10入りした79年のアルバム。「ラブ・イズ」を除くと、従来どおりのインスト集だが、当時のブームだったディスコ、フュージョンを意識した活気ある作りになっている。No.1を記録した表題曲はグラミー賞に輝いている。
ホープホープ
男性ジャズ・ピアニスト、後藤浩二のリーダー・アルバム。ハーヴィー・メイソンをプロデューサーに迎え、愛をテーマに美しいオリジナルやカヴァーを披露。洗練されたピアノ・トリオによる演奏は絶品だ。
ブラック・アイズブラック・アイズ
藤田が望んだメイソンとの共演。それが実現した本作で彼女はチャレンジ精神旺盛だ。重量感があり、しかもグルーヴするリズムに鼓舞されながら、ピアノが熱く疾走する。でありながら、メロディに対する繊細な感受性も彼女の持ち味。ワッツの気合の入ったソロも○。
チェンジング・パートナーズチェンジング・パートナーズ
名ピアニストたちとの夢の競演第2弾。日本でも知らぬ人のいないピアニストたちに加え前作でジョン・ビーズリー、本作でエリック・リードといった人を紹介するあたりにハーヴィーのプロデューサーとしての慧眼を見る思いが。小曽根真の2曲参加も嬉しく、(1)が◎。
オリジナル・ベストオリジナル・ベスト
美貌の人気ジャズ・ヴァイオリニストが、98年のデビュー作から2001年にリリースした5枚目までのアルバムから、本人のペンによるオリジナル曲だけを編んだベスト。クラシックで磨き上げた確かなテクニックを武器に、歌心あふれる優美なジャズで酔わせる。