制作・出演 : ボブ・マン
ザ・ディズニー・スタンダードザ・ディズニー・スタンダード
ディズニーの映画音楽でまとめた2006年作品。渋さの中に温かみの満ちる声と各曲の曲調はぴったりだ。語りかけるように歌う「美女と野獣」をはじめ、持ち味を存分に発揮している。「君はともだち」はドクター・ジョンとのしゃがれ声デュエットが軽妙。演奏面も充実していて、「星に願いを」ではクリス・ボッティが美しいソロを取る。
ソングス・オブ・シナトラソングス・オブ・シナトラ
タイレルがシナトラのオハコ・ナンバーを取りあげる。独特の渋い歌声が、シナトラのヴォーカルで親しんできた数々の名曲に溶け合う。ストリングスを配した豪華なオーケストレーションをバックに歌うタイレルの心地よさげな気分が伝わってくる一枚。
バカラックへの想いバカラックへの想い
制作・出演
ジェームス・テイラー / スティーヴ・タイレル / ディオンヌ・ワーウィック / ハーブ・アルパート / バート・バカラック / パティ・オースティン / ボブ・マン / ロッド・スチュワート50歳になってデビュー作を出した遅咲きの歌手。「アルフィー」「ディス・ガイ」などバカラック・ナンバー16曲を歌った本作にはバカラック本人をはじめ、ジェームス・テイラー、ディオンヌ・ワーウィック、ハーブ・アルパートなど多彩なゲストが。しわがれ声が渋い。
スタンダード・タイムスタンダード・タイム
クラブ歌手やローカル・ヒットをもとにしたプロデュースなど、裏方の経歴を持つタイレルがガラガラ渋声ひっさげ中年デビューしたところ大受け。本盤でも「浮気はやめた」「時の過ぎゆくままに」などスタンダードを歌い、大人の癒し系ジャズをやっている。
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