制作・出演 : モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ショパンへの手紙〜フジコ・プレイズ・ショパンショパンへの手紙〜フジコ・プレイズ・ショパン
ショパン生誕200年を記念したベスト盤。フジコ・ヘミングが過去に録音してきたショパンの音源からセレクトしている。有名曲が中心でショパン入門としても最適だ。フジコ・ヘミングのショパンへの手紙も掲載。
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 シューマン:チェロ協奏曲イ短調 グラズノフ:吟遊詩人の歌サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 シューマン:チェロ協奏曲イ短調 グラズノフ:吟遊詩人の歌
制作・出演
キリル・コンドラシン / グレゴリー・ストリャーロフ / サミュエル・サモスード / サン=サーンス / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ / モスクワ・フィルハーモニー交響楽団 / モスクワ・ユース交響楽団 / モスクワ放送交響楽団ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫
演奏家は作品の器たれ、という考えとは隔たりつつも、演奏のいまひとつの本質たる表現という意味で、どの瞬間も自分色に染め上げる存在の力は見事。このライヴでも正統と個性のはざまで、真摯のかぎりを尽くしている。爽快さには欠けるが、他に換えがたい音楽。
カンタービレカンタービレ
クラシック音楽と彼女の生きざまの間にある“何か”を慈しむように紡がれる、音による独白。そんな彼女の特色が、協奏曲という形式によって、いっそう鮮明に浮き彫りにされた。詩人の魂を持つ人が夢見る孤高の世界。これを音楽的と言わずしてどうするのだ。★
ショパン・リサイタルショパン・リサイタル
確かにテクニック的には問題のあることは認めるし、音楽のフォームにも危ういところはあるけれど、この人の演奏には“魂”があることも否定できない。ショパンへの深い思い入れが、それはときに思い込みでもあるかもしれないが、確かに伝わってくるのだ。
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