2003年5月21日発売
(1)は、本人主演ドラマ『ダイヤモンドガール』主題歌。インコグニートのブルーイのプロデュースだけあって、リゾート・ミュージック風。(2)は、GTSが作曲・編曲を手がけており、こちらは大瀧詠一風のサマー・ポップス。両曲とも新鮮な彼女の一面が垣間見える。
第1回『100ゴールド・フィンガーズ』の実況盤。シダー・ウォルトン、モンティ・アレキサンダー、ハンク・ジョーンズなど10人のピアニストの演奏を聴き比べられるのが最大の楽しみ。24曲中18曲がソロ・ピアノ。亡きトミー・フラナガンの格調高い演奏に魅了される。
100ゴールド・フィンガーズは、ピアノの名手10人が一同に集まり競演を繰り広げるという日本独自のイベント。これはその93年版の模様を収めた2枚組。いまは亡きルイスとフラナガンを含め、各人のスタイルの違いを楽しみながら鑑賞できるセットだ。
EW&Fのドラマー、ラルフ・ジョンソンによるプロジェクトの初アルバム。フィリップ・ベイリーやアル・マッケイといった昔の仲間やジョージ・デュークらをゲストに迎え、フュージョン風のサウンドを展開。刺激よりも寛ぎを求める人にお薦め。
北欧の叙情派メロディアス・ハードの至宝とも呼ばれた彼ら。最近は精彩を欠いていたが、今作はドラマティックでメロウな魅力を備えた、本来のスタンスで勝負しているのが嬉しい。ジャズっぽさを加えた曲は新味だが、それも違和感なく料理している。
2002年に発売された2ndアルバムが大ヒットを記録した人気声優、田村ゆかりのシングル第4弾。自らパーソナリティーを務めるラジオ番組のオープニング&エンディング・テーマ曲。
イタリアの6人組メタル・バンドのサード。ファンタジックなプログレ風味を一気に後退させ、疾走曲も減らしてコンテンポラリーな路線を狙ったのだろうが、グルーヴ志向やホーンの導入なども含め、すべてがどこか空回り気味。自分たち本来の魅力を見失い迷走中?