制作・出演 : モントリオール交響楽団
デュトワによってモントリオール響は、洗練されたオーケストラへと変貌を遂げた。当コンビによるストラヴィンスキー初録音となる「春の祭典」など、精緻で多彩な色彩感と強烈なダイナミズムを両立させている。
モントリオール響のコンサートミストレル、ジュイエを立ててのヴァイオリン作品集。かなり凝った選曲で、ジュイエの品のいいヴァイオリンとオーケストラとの調和とコントラストが素晴らしく美しい。
デュトワは、モントリオール響と出会って世界的に認められるようになり、モントリオール響も同時に世界的なオーケストラとなった。これは彼らの関係が成熟した時期の、繊細明晰で美しい名演のひとつである。
東京でもベートーヴェンのソナタ全曲演奏チクルスを開いているフェルナーの、久々の協奏曲録音。4番の出だしの何気ないピアノ・ソロから引き込まれてしまう。伝統を感じさせながらも、この演奏は新しい。ナガノもオケも古楽スタイルを意識しながら、彼との息はぴったり。★
イギリス近代を代表する国民的作曲家二人の作品をカップリングした一枚。細部にまで彫琢が行き届き洗練されたデュトワによる「惑星」と、ダイナミックで推進力に満ちたショルティの「威風堂々」という、豪華な組み合わせだ。
サン=サーンスのもっとも有名な3つの管弦楽曲を収めたアルバム。フランス音楽を得意とするデュトワが、モントリオール響など3つのオーケストラを振り、それぞれの美点を引き出した色彩豊かな演奏となっている。
最高の音で楽しむために!
20世紀音楽の扉を開いたドビュッシーの、精緻で多彩な管弦楽法が駆使された代表作4曲を収録。デュトワが手塩に掛けたモントリオール響の、繊細で洗練された響きの移ろいがたっぷりと味わえる。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
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