制作・出演 : 外山雄三
外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント 徳山美奈子:交響的素描「石川」 西村 朗:樹海、島へのテロフォニー外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント 徳山美奈子:交響的素描「石川」 西村 朗:樹海、島へのテロフォニー
外山と徳山の作品は、民族的素材を“モロ”に使ったショウ・ピース。聴いて面白いのは西村の2つの作品。二十弦箏を使った「樹海」の繊細な響き、そして西村チックでなんとも分厚く精力的な「鳥のヘテロフォニー」。オケはもう少し頑張って欲しいけど。
尾高賞受賞作品5 三善晃:響紋、近藤譲:林にて 他尾高賞受賞作品5 三善晃:響紋、近藤譲:林にて 他
N響の前身である日響の専任指揮者として活躍した尾高尚忠を記念してN響が制定した尾高賞。その受賞作から、三善晃の「響紋」のほか、西村朗や細川俊夫ら若い世代の作品を聴く。
尾高賞受賞作品6 北爪道夫:映照/藤家渓子:恋すてふ 他尾高賞受賞作品6 北爪道夫:映照/藤家渓子:恋すてふ 他
N響の前身である日響の専任指揮者として活躍した尾高尚忠を記念してN響が制定した尾高賞。その90年代後半の受賞作を聴く。ベテランの林光から若手の藤家渓子まで多彩な顔ぶれ。
Shinobu Collection 2::エッセンスShinobu Collection 2::エッセンス
佐藤しのぶのデビュー15周年を記念して再発売される7点中の1点。彼女の名曲アルバム第2弾で、紅白出場曲「オン・ブラ・マイフ」を収録。サポートは外山雄三指揮NHK交響楽団。
外山雄三オーケストラ作品集外山雄三オーケストラ作品集
外山の作品は、確かにその指揮活動ほどには知られていない。これは60〜80年代の作品。まず聴こえてくるのはオケの手慣れた扱い。次に典型的な民族的素材、音楽の手慣れた定石。ある種、職人的な作曲手腕。でも“日本の国民音楽”ってこういうの?
現代日本音楽の古典現代日本音楽の古典
最近というか今頃、音楽学者たちが日本の20世紀音楽を整理し始めている。これは61年録音の再発売。武満、外山とそれ以前の世代の音楽。むろんすべての傾向を網羅してるわけではない。時の流れは恐ろしい。私たち現代の聴衆はこれを楽しんで聴けるか?
ブーニン◎東京コンサート・ライヴブーニン◎東京コンサート・ライヴ
86年日本に旋風を巻き起こしたブーニンの東京ライヴ。強靭なタッチを生かして、2曲の協奏曲を堂々と弾きまくっているという感じの演奏であり、時に粗削りだが、彼の若い個性がほとばしっている。ピアノの音が特に鮮明に捉えられた録音。