音楽むすび | 制作・出演 : 導楽

鎌倉生まれのレゲエ・アーティストが、セカンド・アルバムをリリース。メジャー・デビュー・シングル「Still In Love」のイメージも強かったので、ラブ・ソングで押してくるシングDJといった印象で捉える人もいると思うが、彼が切り取るテーマは政治・社会性ももったものまで幅広く、タフなフロウを聴かせてくれる。

2009年12月にリリースした1作目『ジャスト スタート イット』がロング・ヒットしている、鎌倉出身のレゲエ・シンガーによるセカンド・マキシ。一度聴いたら耳から離れない、強烈なインパクトを持ったダンスホール・チューンに仕上がっている。遊び心を前面に感じさせながらその実メッセージ性の強いリリックにも注目。

湘南をベースに活動するレゲエ・シンガーの導楽のメジャー・ファースト・アルバム。まさにJ-RAGGAEの王道スタイルと言いたくなる、親しみやすいメロディに心地好く身体が揺さぶられるラガ・ビートがミックスされた楽曲。歌とビートの数々が、一発で心にスーッと軽快に染み込んでいく。

歌もラップもこなす“シングジェイ”スタイルを取るレゲエ・アーティスト、導楽のメジャー・デビュー・シングル第1弾。「Still In Love」は発表前からYouTubeで50万ヴュー超という話題の楽曲で、温かいラヴ・ソングとなっている。

夏＝レゲエ、今や季語と言えるほどの地位を確立。そんな夏を前に放たれた本作品は、友達・家族・恋人などさまざまな愛を歌った楽曲をミックスしたもの。違和感のなさと完成度に驚く。PANG、lecca、MEGARYUらが押さえられているのも嬉しい。夏の必需品。