制作・出演 : 岡崎律子
アニメ作品の主題歌などで知られる、岡崎律子と日向めぐみによるユニット、メロキュア。『円盤皇女ワるきゅーレ』主題歌となったデビュー曲「愛しいかけら」ほかを収録した1stアルバム。
数多くの声優やアニメへ楽曲を提供し続けている彼女。ウィスパーでウェットな声質。ストリングス系の麗美で郷愁性な音世界を魅力にしている彼女。もちろん本作でも、プチ・キュートで、しかも聴いてて穏やかさを覚える悠久なポップ・ワールドが果てしなく広がっている。
イントロが鳴り出した瞬間からもう、ほんわりした空気があふれだしてみるみる満ちる。この儚く霞んだパステル調の歌声で、デビューから5年、マイペースな活動を続けてきた彼女だが、このままの素直さ・真面目さで我が道を行ってほしいと思う。結構いいぞ。
スーッとこのまま青空に溶け込んでいきそうなほど、何処か壊れそうで繊細な歌声。そんな彼女の儚い歌声を、優しく支えるムーディでロマンティックな音の数々。今にも崩れそうな美しさが魅力の彼女だからこそ、ソッと見守ってあげたくなる。そんな作品だ。
「ミンキーモモ」や「ウェディングピーチ」、そして林原めぐみのアルバムに曲提供をしているアーティスト、岡崎律子による11曲を収録。透き通るようなヴォーカルによる静かなラヴ・ソングは秋という季節にぴったりだ。特に落ち込み中の人におすすめ。
年齢不詳なウィスパー・ヴォイスがやけに耳に残る女性ヴォーカリストの第3弾。その声もそうだけど、あたたかみのある彼女の優しい人柄が忍ばれる。シングル(4)のほかに、ボーナス・トラックとして(6)をアルバム・ミックスで収録。
まるで吐息のようなソッと震える歌声が、スクリーンに投影されたモノクロの恋愛映画のように、憂いなストリングス・サウンドにノせて心の琴線に優しく響いてきます。触れただけで壊れそうなくらいに繊細な彼女の歌。心に安らぎの欲しい方にお勧めです。
Babeや鮎川麻弥に作品提供していたシンガーソングライターさんのデビュー作。いわゆるキャンディ・ヴォイス。スッキリした太田裕美みたい。低音が苦しくなるところがちょっとエッチ。のどかで、のんびりしたアルバム。リラクゼーション効果がありそう。