制作・出演 : 広沢タダシ
アイヲシルアイヲシル
まさに“歌うたい”という言葉が似合う男であり、歌に寄った作品だ。人生の喜哀を唄うのはもちろん、その物語の中につねにドラマを描いている。一曲一曲聴くたびに頭の中に浮かび上がる情景の数々。手元に置きながら、ともに人生を感じ合いたい作品に出会えた。
虹のつづき/桜の絨毯に乗って虹のつづき/桜の絨毯に乗って
両A面シングル。いずれも素朴で、しかし暖かみのある作品。うわべではない、地に足のついた前向きな作品というか……。地味だが、それだけ真実味を持って聴く者の心をくすぐる。音も嫌みのないアレンジで、素直に耳に入ってくる。
869本目のアーチ869本目のアーチ
2年半ぶりの4枚目のアルバム。恋を見つけて熱くなったり、それに破れて傷心を抱えたり、生きることを考えたり、元気になったり思い悩んだり、そんな日常が彼の言葉とメロディで綴られている。何度も聴くうちに、味わい深くなっていく類いのアルバムかも。
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