制作・出演 : 栗林誠一郎
Frosted GlassFrosted Glass
ZARDや大黒摩季への楽曲提供でも知られる栗林の第9作。曲が粒揃いなのは言うまでもなく、カユいところに手の届いたアレンジと、それに呼応するフュージョン畑の人たちによるキメ細かい演奏も素晴らしい。個人的には、ちょっと破綻が欲しい気もするが。
No PoseNo Pose
8枚目になる、オリジナル・アルバム。一言でいってしまうと、AOR。だが今回はROCKというより、若干ポップスよりになっているように思う。今回もベースをはじめとして各種楽器もこなす、マルチ・アーティストぶりを発揮している。
Rest of My LifeRest of My Life
のっけ、(1)はかなり骨太で重みのある音がヘヴィ・ロックかと思わせるが、柱になるのはやはりAOR。全体的にも音は太いが、メロディと歌声はマイルド。英語詞と日本語詞が半々で、自ら書くのは英語詞。日本語に、テレでもあるのだろうか。
遠く離れても遠く離れても
作家としても活躍している彼の、他アーティストへの提供作品のセルフ・カヴァーも4曲含む、6枚目のオリジナル・アルバム。サウンドも詞の世界も、ごくオーソドックス。全曲ラヴ・ソングで肩ひじはらず、ラクに聴き流せるシティ・ポップス。
会わなくてもI LOVE YOU会わなくてもI LOVE YOU
ハーフ・ファルセットとでも言えそうな独特の声質を持つシンガー・ソングライターの5作目のソロ。サウンドの方も、16ビートを基本にしたおしゃれで都会派ソウルの味わいもあるポップで洗練されたもので、随所で聴かせる多重録音コーラスも聴き所。
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