制作・出演 : 美座良彦
熱帯JAZZ楽団103 〜Fantasy〜熱帯JAZZ楽団103 〜Fantasy〜
“団塊の世代”に畳み掛けるような選曲が続く冒頭、気がつけば“ラテンなシャレード”だ。フュージョン世代以降の日本最高のつわものが集合したハイ・レベル/ハイ・センスなラテン・ジャズ・バンドの見事な演奏だ。絶好調を維持する近藤和彦のアルト、宮本大路のバリトンに注目。
熱帯JAZZ楽団102 〜The Originals〜熱帯JAZZ楽団102 〜The Originals〜
カルロス菅野率いる、ラテン・ジャズ・ビッグバンド、熱帯JAZZ楽団のベスト・アルバム。名曲のカヴァーも味わい深いが、彼らの真髄が感じられるオリジナル曲も名作揃いだ。
シングス! feat.熱帯JAZZ楽団シングス! feat.熱帯JAZZ楽団
熱帯JAZZ楽団を率いるパーカッション奏者が98年以来、アルバムのアクセントとして歌ってきたスタンダードを集め、新録5曲を加えた作品。「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を典型に真剣かつ肩の力を抜いたヴォーカルの佇まいが魅力。ピアノ・トリオ+サックスの小編成でしっとりまとめた「ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー」の渋さもいい。
熱帯JAZZ楽団 11?Let’s Groove?熱帯JAZZ楽団 11?Let’s Groove?
第11作目。ロビー・ネヴィルの86年のヒット曲「セ・ラ・ヴィ」をカヴァーしていて驚いたが、古さも懐かしさも感じさせない新曲と化していたことに二度びっくりした。アンサンブルの音のフレッシュさゆえで、すべてを自分のものとしてしまうバンド力は見事。
熱帯JAZZ楽団 10 〜Swing con Clave〜熱帯JAZZ楽団 10 〜Swing con Clave〜
腕利きのミュージシャンが結集した人気ラテン・ジャズ・ビッグバンド、熱帯JAZZ楽団の記念すべき10枚目のオリジナル・アルバム。ジャズ・スタンダードの名曲とオリジナルを収録。きらびやかでパワフルなオーケストラ・サウンドとソロで途切れることなく魅了する。
熱帯JAZZ楽団 9 〜Mas Tropical!〜熱帯JAZZ楽団 9 〜Mas Tropical!〜
結成10周年記念アルバムで通算9作目の本作にはスリービックリーズと渡辺貞夫がゲスト参加。(2)のイキの良いアレンジとパフォーマンスに大満足。有名曲(6)も彼等流の熱くかつ斬新なリズムに乗せ生まれ変わらせてしまうところが見事。(11)がスペシャル・ボーナス。★
PREV1NEXT