レクィエム カラヤン&ウィーン・フィル、クリストフ、ロスヴェンゲ
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
カラヤン生誕100年アニヴァーサリー
第1弾は1949年ザルツブルク音楽祭ライヴの「ヴェルレク」
正規初CD化!
生誕100年を記念してauditeからもカラヤンのシリーズがスタートします。
第1弾は1949年ザルツブルク音楽祭におけるヴェルディのレクイエム。戦後まもない復興期に行われたこのライヴはレクイエムという内容もあり、荒廃した人びとのこころに深い感銘を与えたモニュメンタルな演奏として記憶されています。ここで迫真の演奏が生み出された背景には、戦争協力の廉による演奏活動の禁止がようやく明けて、カラヤンとしてもほかに例を見ないほど異常なテンションとエネルギーが漲っていることもその一因に挙げられるでしょう。
加えて、ソリストもヴェルディには欠かせない大バスのクリストフと名テナーのロスヴェンゲのふたりをはじめ、ウィーン国立歌劇場のメンバーだったツァデクに、ベルリン国立歌劇場のメンバーでザルツブルク音楽祭にもたびたび客演したクローゼと、当時のベスト・メンバーが揃い踏み。気合のこもったアンサンブルを聴かせています。
過去にも複数のレーベルから出ていましたが、このたびドイチュラントクルトゥーアのオリジナル・マスター使用による正規初CD化。なによりこの年代としては良好な音質は感銘もあらたにしてくれることでしょう。もちろん以前のような冒頭の欠落なんてこともありません。
なお、今後auditeのカラヤンのシリーズではベルリン・フィルとのライヴで、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ケンプ独奏)とジュピター、ベートーヴェンの『エロイカ』と『合唱』のリリースが予定されています。(キングインターナショナル)
・ヴェルディ:レクイエム
ヒルデ・ツァデク(ソプラノ)
マルガレーテ・クローゼ(メゾ・ソプラノ)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール)
ボリス・クリストフ(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1949年8月14日、ザルツブルク音楽祭(ライヴ、モノラル)
Disc1
1 : Applaus
2 : Requiem (Requiem)
3 : Kyrie
4 : Dies Irae (Dies Irae)
5 : Tuba Mirum
6 : Mors Stuprbit
7 : Liber Scriptus
8 : Quid Sum Miser
9 : Rex Tremendae
10 : Recordare
11 : Ingemisco
12 : Confutatis
13 : Lacrymosa
Disc2
1 : Offertorium (Offertorium)
2 : Hostias
3 : Sanctus (Sanctus)
4 : Agnus Dei (Agnus Dei)
5 : Lux Aeterna (Lux Aeterna)
6 : Libera Me (Libera Me)
7 : Dies Irae
8 : Reqiuem
9 : Libera Me
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