ア ウィスパー オブ エド ロマンス
関連音楽
市丸姐さんによる(1)のオリジナルだって、そもそもは服部良一作曲による“まがいもの”だったのだから、小唄端唄のたぐいをジャズ・アレンジで、というコンセプト自体さしたる違和感はない。意気込みのわりに、歌・演奏ともに少々かしこまり気味なのが残念だが。 2003/07/25 発売
このところ日本の伝統大衆芸能の収録に力を入れているオーマガトキ・レーベルの会心の一作。俗曲を、お宝音源の復刻ではなく、いま現在活動している人による新録でリリース。最近、落語に目覚めた若い人たちに、次はこの粋な世界を知ってもらいたい。★ 2005/05/18 発売
(1)の藤田まさとの詞、(2)の久保田万太郎の詞に、昭和の前半までは確実に江戸の名残の粋が存在していたとわかる。お座敷という日本人の価値観(生き方)に大きな影響を与えた場がなくなってから、野暮が幅をきかせる世界になったと痛感。 2005/11/23 発売
ユニークな日本髪スタイルの三味線弾き語りで海外公演でも注目されるうめ吉と、倉敷のご当地ソングが合体した。幻の名曲「倉敷節」が71年ぶりにCDとして復活。徹底したレトロなサウンド、アートワークで、いにしえの日本情緒を味わうのも一興だ。 2007/06/27 発売
CDデビューから8年。日本風情を三味線の弾き歌いで表現する彼女のお国めぐり第2弾。今回も「五つ木の子守唄」「よさこい節」といったスタンダードから、ハワイ民謡の「ホレホレ節」まで多彩なセレクション。特徴ある固めの声で、和風エンタメの粋にいざなう。 2009/06/03 発売
寄席の高座に立ち、俗曲師として唄に三味線、踊りなどの俗曲の芸を披露しているうめ吉。お座敷で三味線伴奏により芸妓によって歌われたかつての流行歌、端唄・俗曲を聴かせている。庶民の芸である都々逸や端唄などで、時代感覚を錯落させて楽しませる。 2009/07/22 発売