演歌源流 キム・ヨンジャ 古賀メロディーを唄う
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日本語と韓国語半々による大韓民国有名曲集。こういうものだと日本語で歌うことがどれくらいこの人のパワーをそいでいるかよくわかる。本人もそれを知ってか全体にややおさえぎみ。アレンジがどれも豪華。それでもこの力技には聴き入るのみ。 1990/09/21 発売
60年代に大ヒットした(9)をはじめ(1)(2)(3)(14)などのスタンダードから90年代の佳作まで全14曲を収めた韓国歌謡のベスト。「演歌の源流は朝鮮半島にあり」といわれるけれど、原語に日本語をまじえたキム・ヨンジャの好唱は、それを素直に納得させるだけの説得力がある。 1993/09/01 発売
世界的な大オーケストラをバックに録音されたアルバム。演歌ではなく各国のポップスを堂々たる歌唱力で歌い切っている。「アドーロ」の韓国語歌詞やホイットニー顔負けの「ボディガードのテーマ」など珍しい歌もあり楽しめる。なかでも「荒城の月」の意表をつく美しさは素晴らしい。 1995/03/01 発売
キム・ヨンジャの7年間の軌跡、全16曲。クセのない歌い方が逆に、演歌の本流の味を感じさせ、最後までスンナリと聴いてしまう。ここまでまとまってしまうとかえって、もう少し臭味が欲しくなるのは聴き手のわがままだろうか。とはいえ安心して楽しめる人だ。 1995/11/09 発売
カラオケだけではない、大人の歌のもうひとつの楽しみ方である“聴きたい”要望に応えたキム・ヨンジャのシングル。スケール感と哀愁を併せ持つ、彼女にしか表現できない世界が、聴く人の心を魅了する。 2005/09/21 発売
2008年8月発表のキム・ヨンジャのシングル。前作のヒット曲「命火」と同じ路線の「夜明け前」では、涙のあとに訪れる幸せを夜明けにたとえた人生模様が、軽快なテンポで描かれている。 2008/08/06 発売
作詞・池田充男、作曲・徳久広司コンビによる人気の“北”シリーズを収録した、キム・ヨンジャのシングル。北の都、札幌を舞台に、健気に生きていこうとする女性の心をアカシアの花にたとえて歌った印象的な楽曲だ。 2009/04/08 発売
ひばりカヴァー集の中でも秀逸の作品。ひばりの歌唱スタイルを丁寧に踏襲しつつも、ヨンジャの特徴である粘るヴォーカルで独自の歌にしている。ひばりが晩年に初心回帰したと思わせる歌唱を展開した「愛燦燦」「川の流れのように」を、ヨンジャは別次元の情感を込めて歌っている。 2009/05/13 発売
出身の韓国はもとより、日本の演歌界には欠かせない存在として人気のキム・ヨンジャの全曲集。「命火」「北の雪虫」などおなじみの曲から、演歌ファンにはたまらない名曲の数々まで、ビギナーでも楽しめる一枚に仕上がっている。 2009/10/07 発売
ベテラン演歌歌手、キム・ヨンジャの2010年3月発表のシングル。「再会」は、1本の電話がきっかけにドラマチックな展開をみせる、歌謡曲テイストのラヴ・バラードだ。 2010/03/03 発売
クラシックの名曲に、岡田冨美子、湯川れい子、阿木燿子などが日本語詞を付け、キム・ヨンジャが歌う、というユニークな企画アルバム。ビゼーのハバネラが「命の薔薇」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ悲愴第2楽章が「誓い」となり、キムのハスキーな歌声でせつないラブ・ソングに生まれ変わっている。 2010/09/08 発売
「朝の国から」などキム・ヨンジャの曲を数多く手掛けた作詞家、吉岡治が2010年5月に逝去。吉岡を偲んでキム・ヨンジャが歌った楽曲を集めたのが本作。9曲に加え、7曲のカラオケで構成。名曲「天城越え」も収録。切なさを歌い上げるキム・ヨンジャの歌声が、余計に哀しみを誘う。 2010/09/22 発売