発売元 : 株式会社スペースシャワーネットワーク
キーボード、アコギを中心とした瑞々しくメロウ、そして人間味にあふれた音世界が、耳に快く響く。ソウル、ファンクなどをスタイリッシュに昇華し、 仙台を中心に活動するトリオの1作目。全編から、音楽に対するナチュラルで飾らない姿勢が見て取れ、そこがまた各曲を味わい深いものに。
アーティスト、コンポーザー、プロデューサーなど多岐にわたる活動を続ける鈴木祥子の2011年1月発表のシングル。大瀧詠一『ナイアガラ・カレンダー』へのトリビュート作となっており、全楽器、ヴォーカル、コーラスまで、一人多重録音で制作している。
日本ジャズ界で35年のキャリアを持つベテラン・ドラマーによる、50歳にして初のリーダー作。あくまでもビ・バップをジャズの基本であり醍醐味と捉える田鹿ならではの王道ジャズが、多田誠司、岡崎好朗という日本屈指のフロントを擁して熱くスウィングしている。
制作・出演
GeneShigemura / KeijiTakeda / KeisukeTorigoe / MALTA / MasashiHirashita / ShigeoFukuda / ToshikiNunokawa2005年12月から2006年6月に収録されたMALTA JAZZ QUINTET Plusによるライヴ音源。MALTA自身がセレクトして編集した決定版ライヴ・アルバム。MALTAの歌うサックスを十分楽しめることはもとより、サイドのミュージシャンも負けず劣らずのソロを披露している。
はっぴいえんど結成40周年を記念して、ベスト盤『CITY』全曲を新旧のアーティストがカヴァーした企画盤。カヒミ・カリィのウィスパー・ヴォイスが冴える「風来坊」や、おとぎ話のぶっといバンド・サウンドの「12月の雨の日」あたりが特に新鮮。楽曲の強靱なメロディも再認識させられる。
ケラ率いる5人組バンドの約4年ぶりとなるアルバム。急展開するプログレ的要素や意味不明な歌詞といったヒネリ技を盛り込みつつ、きわめてキャッチーなメロディが全編を貫き、キッチュでありねじれたニューウェイヴ・ポップといった趣。やはり覚悟が違う、と思わせるさすがの力作。
神戸出身の4人組による、前作『BOY NEXT DOOR』から1年ぶりとなる3作目。ギター・ロックやパンク、オルタナなどの音楽性を基調としつつ、オリエンタルなメロやユニークなコトバを随所にちりばめ、唯一無二の世界観を作り上げている。疾走感あふれるバンド・サウンドはライヴでも堪能したくなるはず。
中野テルヲ、小林写楽、戸田宏武、福間創、三浦俊一の6名によるテクノ音楽家のコンピレーション。各アーティストが2曲ずつ(歌モノとインスト)全10曲を収録。典型的なピコピコ系サウンドのオンパレード。アーティストごとの発想の面白さや各個性を再発見できるだろう。
ZIGGYのシンガーが放つ7枚目のソロ・アルバム。これまで以上にヴァリエーションのあるロックンロール・チューンが揃った印象で、さらに歌詞の世界観にも全体的にポジティヴな方向性が見えてくる。現時点の森重樹一の心持ちを素直に表現した内容と言えそうだ。盤石な仕上がりは期待どおり。
ツイン・ギター/ベース/ドラムからなる6人組が放つ3枚目のアルバム。本作は4章立ての74分に及ぶ長編で、即興的アンサンブルで紡ぐインストゥルメンタルが、孤高の音楽性を際立たせる。意気に感じる力作だ。今回もミックスとマスタリングは凛として時雨のTK(vo,g)が担当。★