発売元 : 株式会社スペースシャワーネットワーク
滋賀県出身のシンガー・ソングライター(サゴイマリコと読む)の3枚目のミニ・アルバム。ピアノをメイン楽器としている人で、王道のポップスを聴かせる。しかし声にはメッセージ性が含まれており、何かを伝えようとしていることも伝わってくる。
日本のアーティストによるピストルズのトリビュート・アルバム。完コピの「さらばベルリンの陽」に始まり、インストの「ライヤー」、テクノな「分かってたまるか」……と、さまざまな意匠のカヴァー曲が、UKオリジナル盤の曲順どおりに進んでいくのがなんとも楽しい。ニューオーリンズ・パンクの「Anarchy in the Bayou」には心底脱帽!★
三人のウクレレ・アーティストからなるユニット、elli+katz+noryのデビュー作。軽快ながらもジンとくるオリジナルに加えて、何とディープ・パープルの「Highway Star」のカヴァーも。曲のイメージがガラリと変わるアレンジの妙、elliのヴォーカルも聴きもの。★
メンフィス出身のパンク・ロッカーが2006年から2007年にかけて発表した膨大なシングルの中から、厳選された17曲を収録。すべての楽器を演奏し、おのれの想いを赤裸々に発露するエネルギッシュな姿は、まさにパンクの原点そのもの。本物の疾走感に圧倒される。
インド系カナダ人、キング・カーン率いる大所帯ガレージ&サイケデリック・バンドの2002年作。スティーヴィー・ワンダーらとの共演経験者など曲者揃いの12人編成で、ロック、ソウルが根源的に持つ妖しさやエモーションをプリミティヴな音世界に具現化している。
なるほど、四畳半フォークのエッセンスはこういう形で生き残っていたか。いきなりPerfumeみたいなヴォコーダー声で始まった8枚目のアルバムだが、この内省的というか引きこもった感覚は確かにあの頃のフォークっぽい。でも、踊れるぶん、こっちのほうが個人的には全然好き。
イギリスの人気音楽雑誌『NME』にて“最もクールなガールズ・バンド”と絶賛されたイプソ・ファクトのデビュー・ミニ・アルバム。スペシャルズのジョン・リバーズによるプロデュース曲「SIX AND THREE QUARTERS」などを収録。