1989年6月25日発売
PALETTEPALETTE
カシオペアのドラマーのリーダー第2作。前作に続いてLA録音、サンバやレゲエのノリもそつなく導入。4曲がヴォーカル曲、インストゥルメンタルもカラフルなカラーリングが施してあって、主役はがっちりと土台をかためているといった感じかな。
MENTANPINMENTANPIN
“北陸のデッド”めんたんぴんが75年に発表したデビュー盤。牧歌的な雰囲気さえ漂わせた素朴なサウンドだが、半端なロックにはない心意気のようなものがここにはある。たとえサウンドの表面は古びても、音そのものが持っているパワーは失われてはいない。
めんたんぴん1976〜1977めんたんぴん1976〜1977
これまでに発表された5枚のアルバムのうちーデビュー盤とライヴ盤を除く3枚から選曲した編集盤。日本のロックが必ずしも進化=深化しているわけではないことを教えてくれる70年代の音。豪快なノリと柔軟な演奏力が共存した剛柔自在のサウンドが嬉しい。
ベイジン・ストリート・ブルースベイジン・ストリート・ブルース
50年代半ばのサッチモ・オールスターズによるライブ演奏。往年のヒット曲をスイング・スタイルで次々とホットなプレイを聴かせるようすはまさに圧巻。ジャズがエンターテインメントに徹していた時代の記録としても楽しめる作品となっている。
ブレイン・ドレインブレイン・ドレイン
プロデューサーの名前を見た時信じられなかった。あのビル・ラズウェルなのだ。当然、以前のようなフニャフニャした音ではなく、やたらとレンジの高い、プロフェショナルな作りに変化している。アマチュアっぽさが売り物だったラモーンズはもういない。