1996年4月19日発売
メルヴェイユ〜無伴奏超絶技巧曲集メルヴェイユ〜無伴奏超絶技巧曲集
無伴奏ヴァイオリンの超絶技巧曲を集めた異色の1枚。この楽器をこよなく愛し、知り尽くした名人達の作品ばかりなので、聴き手は楽器の奥に潜む魔性的な魅力に触れるような快感を味わえるだろう。こんな大胆な企画に挑戦した木野の度胸と技術にも拍手!!
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
先頃チェコ・フィルの音楽監督を辞任したアルブレヒトの置土産。このオケの弦の魅力を生かし、軽やかなタッチで歌いあげたブルックナーで、重厚で神秘的な従来の解釈に見直しを加えている。そこがまた聴き手によって評価が分かれるポイントであろう。
Surprise!Surprise!
グランジ感覚のワイルドなギターが炸裂し、彼女の吐き出すかのような歌声がグッとせまってくる(1)。高音を生かしたキュートな声質で、軽いソウル風ポップに歌った(2)。16ビートのダンサブルな味わいを持った(3)と、Bonnie Pinkのいろんな顔が見られる作品だ。
カバー・ガールカバー・ガール
ヤンマガ出身の某アイドル・トリオの一員だった、なんて過去の暴露話はもうやめましょう。今や立派なシンガー・ソングライターとなった山口由子。リハウスのCMソング、(3)がキャッチーで、よござんすね。ガンバレ系より、こっちの方がモアベター♪
キュッキュキュパパキュッキュキュパパ
約1年3ヵ月ぶりにリリースされたピアニカ前田のバンドのミニ・アルバム。ピアニカというハイパー・カジュアルな楽器でジャンルを超えたサウンドをつくりだすキモチ良さは健在だ。これこそネオ・ラウンジ・ミュージック。音楽の楽しさが詰めこまれてます。
100 ラヴレターズ100 ラヴレターズ
スウェーデン録音でオシャレだけど、どこかひなびた独自のポップスを展開する知世ちゃんのマキシ・シングル。どんどん通受けしそうな世界へ進んでいるが、これはこれでいいと思う。サウンドはもちろん、鈴木慶一、博文の手になるホロ苦い歌詞が秀逸。
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