2002年10月発売
HeartstringsHeartstrings
劇伴音楽を長年担当してきたピアニスト・作曲家の倉本裕基の音楽は、内省的な響きの一方で安らぎを醸し出す。微妙にもの哀しいピアノとストリングスの演奏は人恋しい思いにもさせる。静かな人気を得ている国内よりも、ひと足先に韓国でブレイクしている。
La VidaLa Vida
トリオ編成によるロック・バンドの2枚組アルバム。今どき貴重なほどストレートなロックを演奏していて、とても今どきのレコードとは思えない。数こそ知れないが確実に需要のある音楽なので今後ともがんばってもらいたい。平井堅との競作DISC-2の(6)は蛇足。
波のよう波のよう
ファースト・アルバムのリリースを控えた福岡出身のガールズ・トリオのサード・シングル。それぞれにキャリアを積んだ人たちなのでバンドとしての安定感あり。サウンドの方もしっかりした技術に裏打ちされたナウな本格派ロックです。ヴォーカルが普通のギャルバンっぽいのが難?
DMBQDMBQ
エイベックス発の第1弾。ブルー・チアー、ジャックス、レッド・ツェッペリン、キング・クリムゾンをディティールにこだわってブレンドしたような曲だが、広がりがあって抜けのいいサウンド・メイキングは面白く、すっきりした仕上がりで聴きやすい。