2005年1月26日発売
自身のプロデュースによる4枚目のソロ・アルバム。ポップな痛快ロック・サウンドにビッグバンド風ファンキー・ブラスが絡み、アレンジャーの明石昌夫の手腕が光る。大人の色気と退廃的な雰囲気が漂い、彼の真骨頂である明るいエロさも健在な一馬ワールド。
フジテレビ系ドラマ『優しい時間』の主題歌と挿入歌がカップリングされたシングル。この人の歌声が持つ“力”は、どれだけ高い音まで声が伸びるかとか、カッコいいシャウトやフェイクができるとかいうのとはまったく別次元のソウルを感じさせてくれる。
名古屋からメジャーへのし上がったシンガー、MC、DJの三人組ヒップホップ・グループ。歌ものともラップともカテゴライズされないフックで感謝の念をストレートに表現して爽快。ライヴで人気の(2)も故郷への想いをテンポよく綴っている。
古希を越え、今なお活躍する牧伸二の再発ベスト。これがそのまま60年代から現在に至るノベルティ・ソング史になっており、凄い聴き応え。全盛期の60年代ナンバーはもちろん、イカしてるが、77年の(17)はクール&ギャングみたいで最高! 毎回、アレンジがいい。
発売元
キングレコード株式会社古楽器を使用することで作品のオリジナルな味わいが蘇った好企画の完結編。12歳のロッシーニが作曲したソナタを中心に、その少年時代を回顧するような晩年の作「ひとつぶの涙」で締め括る心憎い選曲。爽やかにして奥行きのある演奏は名手揃いの賜物。★
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ・カンタータ全曲シリーズ。記念すべき第25弾には、鈴木が芸大時代に初めて演奏したカンタータであり、BCJの結成の際にも採り上げた、第78番が収められている。世界に誇るべきバッハ演奏だ。
ノルウェーのチューバ奏者ボーズヴィークのデビュー盤。「冬」まで吹きこなすのには舌を巻くが、それよりも聴くべきはプラウやルンデーン=ヴェルデン、グリーグの演奏だ。ここでの彼のカンタービレは、この楽器の旋律楽器としての魅力を十分に引き出している。