2005年5月21日発売
平家物語より 連琵琶 清盛、一平家物語より 連琵琶 清盛、一
宝塚歌劇団から幼少より親しんでいた筑前琵琶奏者へと転身、海外でも活躍する上原まり。薩摩琵琶の須田誠舟を迎えて連琵琶で華麗に演じる、清盛の『平家物語』シリーズ。
オーヴァーロードオーヴァーロード
カナディアン・メロディアス・バンドによるアルバム。ダークなギターのトーンを交えたモダンなロックは今回も同様。ハード・ロックとガレージ・ロックの際どいラインに身を置くサウンドながらツボを押さえた曲作りは見事。AC/DCのカヴァー(11)も新味。
マジック・ネヴァー・ダイズマジック・ネヴァー・ダイズ
英国のメロディック・スピード・メタル・バンドの3作目。初期のハロウィンを思わせるハイ・トーン・ヴォイスとメロディックなツイン・リードを軸にしつつ、シンセサイザーを大胆に取り入れたキャッチーなメタル・チューンはどれも魅力的だ。
アン・アブセンス・オヴ・エンパシイアン・アブセンス・オヴ・エンパシイ
マルチ・プレイヤーのヘニング・ポーリーとドリーム・シアターのジェイムズ・ラブリエのユニットからラブリエが抜け、スキッド・ロウのセバスチャン・バックが加入し、ハード・プログレからメタル・プログレに変貌。9分を超える曲が2曲もあり聴き応え十分。
ジ・アンボーンジ・アンボーン
キーボードもフィーチャーしたフィンランドのヘヴィ・メタル・バンドのセカンド。多少テクノっぽいモダンな味も付けつつ、ブルータルなメロディック・デス・メタル道を突き進む音だが、潔いから説得力がある。ボーナス・トラックの(11)はメガデスのカヴァー。
トゥールズ・オヴ・デストラクショントゥールズ・オヴ・デストラクション
フィンランドの5人組メロディック・メタル・バンドの3作目。当初は主にパワー・メタル・フリークから注目を浴びていた彼らだが、今作では元より持っていたオールド・スタイルのハード・ロック色が強くなっている。ディオのカヴァーがボーナス収録。