2007年6月27日発売
ぼーっとして夕暮れぼーっとして夕暮れ
3人組ロック・バンド、マーガレットズロースの初ミニ・アルバム。ホーン・セクションを迎えた「エキセントリック・マン」や粋なギター・リフが印象的な「ポラロック」など、彼らなりの美しいロックを提示している。
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K504 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K551モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K504 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K551
発売元
キングレコード株式会社シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ/ソナチネ 子守歌/夜と夢 ほか ウェーベルン:3つの小品 ベルク:4つの小品シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ/ソナチネ 子守歌/夜と夢 ほか ウェーベルン:3つの小品 ベルク:4つの小品
ブーレーズお墨付きの実力者、ケラス(VC)とフランスの若き感性の持ち主タロー(P)による、『ハンガリーチェロ音楽』同様の刺激的で愉悦に満ちたアルバム。シューベルトでの2人のコラボレーションが絶品だ。
ショパン:12のエチュード作品10 ノクターン作品9、15ショパン:12のエチュード作品10 ノクターン作品9、15
コブリンのショパン全集の第3弾は、作品10の練習曲と作品9の変ホ長調の夜想曲など、人気の高い作品を収録。艶やかで輝きのある音色で、ショパンの有名曲を個性豊かに編み上げている。
いつまでも ラブソングいつまでも ラブソング
シングル「男が抱(かか)えた寂しさ」を含む全10曲入りのオリジナル・アルバム。1〜6曲目が男唄、7曲目を挟んで後半3曲が女唄の構成で、男っぽい唄声の裏に込められた情感がそれぞれの楽曲の、主役の心の襞を巧みに表現している。小椋佳作詞「紫煙」は、煙草喫いの心意気を唄う快作(!)。
「唇にバラを」アリア&サルスエラ トルドゥラ/ファリャ/モーツァルト「唇にバラを」アリア&サルスエラ トルドゥラ/ファリャ/モーツァルト
聴きものはサーラの歌う中間の3曲、この色のある歌声はなかなかのもの。続いてはモーツァルトの2曲のアリアも悪くないと思う。最初の「エジプト王タモス」は珍しいが、オーケストラにもっと練り込んだ音が欲しい。「三角帽子」も良いが、やや残響過多かも。
グレツキ:弦楽四重奏曲第3番≪…ソングス・アー・サング≫グレツキ:弦楽四重奏曲第3番≪…ソングス・アー・サング≫
グレツキとクロノスの特別な信頼関係の証となる深い叙情をたたえた演奏。前2作と同様に第3番もクロノスのために書かれた。脱稿から補筆完成までに10年を費やした労作は、露の詩人ブレーニコフの「人間が死ぬと、歌を歌う」に啓発された深遠な曲。