2009年6月17日発売
不退転不退転
日本を代表するレゲエ・ミュージシャンの7枚目のアルバム。スティーリー&クリーヴィやナイル・ブラウンがバック・トラックを担当、そこに彼の練りに練ったリリックやヴォーカルが載る。「Z-Z-C」「ハンセンカ」など、反骨&良心炸裂のトラックが多いのもいい。「Baby Crazy Love」はPerfumeへのオマージュ?
ニコラ・フォルメル meets ミシェル・ルグランニコラ・フォルメル meets ミシェル・ルグラン
ニコラはフランス期待の若手トランペッター。その彼にフランスの国宝ルグランが優しい眼差しを送る。巨匠が書いた曲を本人と共演することでニコラがイマジネイティヴなプレイを繰り広げる。枯淡の味わいを醸し出すルグランのタッチも印象的。
ライク・ア・ラバーライク・ア・ラバー
横浜出身、フロリダ在住で日本と米国を行き来するシンガーの9年ぶりとなる4作目。しっとりと情感を表出する「Maybe you'll be there」、ボッサから4ビートへと変化するリズムに軽快にのる「I concentrate on you」、語りかけるように歌う「Violets for your furs」など余裕を感じさせる。青木弘武の端正なピアノを中心としたバックも好演。