2010年12月発売
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントが1972年に発表した3rdアルバム。道路工夫と画家、サラリーマンとなった3人の幼なじみの人生を描いたトータル・コンセプト・アルバムだ。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントが1972年に発表した4作目のアルバム。研ぎ澄まされたテクニックによる、複雑に絡み合うリズムと完成されたコーラス・ワークが魅力だ。
ジャケットも灰色と桃色で統一したキャラヴァン初期の代表作(71年発表)。ロックとジャズが融合した20分を超える名曲「9フィート〜」をはじめ、絶対的な美しさにあふれた一枚だ。
ゴングのメンバーとして、ソロとして、そしてシステム7として数々の作品を発表してきたギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが在籍したカーンによる唯一のアルバム。カンタベリー系の中でも高い人気を誇る1972年作品。
ヴァンゲリスが率いたユーロ・プログレバンド、アフロディーテズ・チャイルドによる、“ヨハネの黙示録”をテーマにした1970年発表の2枚組大作。女優イレーネ・パパスの呟きが異様な迫力を持つ「∞」が圧巻。
サンディ・デニー、アシュレイ・ハッチングスが脱退したため、前3作とは趣きを異にした1970年作品。インスト・パートが多いながら、リチャード・トンプソンとデイヴ・スワブリックの共作「スロウス」など、男臭くスリリングな歌唱と演奏が堪能できる。
フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫サンディ・デニーが、後に結婚するトレヴァー・ルーカスらと組んだフォーク・ロック・グループ唯一のアルバム(1970年発表)。ハート・ウォーミングな一枚だ。
名トラッド/フォーク・ロック・バンド、フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫、サンディ・デニーが1971年に発表した1stソロ・アルバム。彼女の憂いのある美しい歌声が心地好い。リチャード・トンプソンがプロデュース。
1972年発表のソロ2作目。リチャード・トンプスンら常連の英国組に加えてスヌーキー・ピートやアラン・トゥーサンら米国勢も参加。メロディアスなアレンジが目立ち、アメリカ西海岸風の明るくポップな外向性に満ちている。
アメリカン・フォークに大胆に接近した1971年発表の5枚目。トラッド色濃い楽曲と、哀愁感あふれる名曲「ソー・クリア」などのシンガー・ソングライター風楽曲が見事に融合した一枚だ。
19671年、リプリーズに移籍して発表した6作目にして、オリジナルのペンタングルとしてのラスト・アルバム。バンドとしての活動の成果を集大成しつつ、よりフォーク・ロック的な陽性のサウンドを聴かせる一枚だ。
言い知れぬ孤独感を漂わせるメランコリーな楽曲を歌い上げた、ニック・ドレイクの3枚目にして最後のアルバム。自身の生ギター/ピアノのみをバックしたシンプルな構成ながら、その本質を見事に表現しきっている。
リンドン・グリーン、ジョン・スタナード、アニー・スチュアートの3人によって結成された幻のグループが1971年に発表した唯一のアルバム。英国の田園風景を思わせるサウンドが魅力。
グラム・パーソンズが脱退し、新たにリック・ロバーツを迎えて制作された1971年発表の3rdアルバム。ロバーツの持ち味であるポップで洗練されたサウンドが活きたアルバムに仕上がっている。
ロック史に大きな足跡を残したフライング・ブリトウ・ブラザーズの、1972年発表の最後のオリジナル作品となったライヴ盤。のちのカントリー・ガゼットのメンバーも参加した、1971年のツアーからの音源だ。
オリジナル・メンバーによる1971年のライヴ録音。デュアン・オールマンとディッキー・ベッツによるツイン・ギターをメインとしたエキサイティングなバンド・サウンドの迫力もそのままにパッケージング。