2010年12月発売
バンドとして全盛期を迎えていた時期に発表された、ブラック・サバスの1972年リリースの4作目アルバム。ヒット・シングル「トゥモローズ・ドリーム」も収録された、彼らの勢いが感じられる一枚。ピアノやメロトロンを導入し、新機軸も打ち出している。
1970年に発表された、記念すべきデビュー・アルバム。レコーディング中にドラムスが交代するなど、最初から波乱ぶくみだった彼らによる、ヘヴィなサウンドと実験的なアレンジが楽しめる。
1971年発表の2ndアルバム。タイトル・トラックはオーケストラを起用した16分にも及ぶ大作。美しいメロディと見事な構成力で、独創性に富んだ叙情的なハード・ロックを展開する。
70年代のブリティッシュ・ロックを代表する、ユーライア・ヒープの1971年発表の3rdアルバム。ブラック・サバスのような悪魔的歌詞がメロディアスな曲とともに展開する大傑作。聞き手を幻想の世界へと誘う。
ブリティッシュ・ハード・ロックやアメリカのサイケデリックな文化の影響を受けたユーライア・ヒープの1972年発表の4作目。意表をつくアコースティック・ギターや、洗練されたコーラス・ワークを展開する。
トータル・コンセプト・アルバムとして、高い評価を得た5thアルバム(1972年作品)。シンセサイザーの導入などにも意欲を見せた一枚で、イギリスだけでなくアメリカでの人気も獲得した。
絶妙なアンサンブル、ジャズやプログレのエッセンスを生かしたインスト・パートの充実が目覚しい、1971年発表の2ndアルバム。ドラマティックな展開と緻密に凝らしたサウンド作りが美しい。デレク・ローレンスによるプロデュース。
1972年発表のウィッシュボーン・アッシュの名盤3rdアルバム。メロディックな楽曲と緻密なサウンドでコンセプチュアルに構成され、英国バンドらしいトラッド気分の抒情性が魅力だ。
スコーピオンズの1972年発表のデビュー作。本作のみで脱退するマイケル・シェンカーのギターを中心に構成された、成功後のスコーピオンズ・サウンドとは少し趣きを異にしたプログレッシヴなアルバムとなっている。
ELOや10ccと並ぶ英国ポップ・ロック・バンドの代表格、スーパートランプの1971年発表のデビュー作。ブルース、ジャズ、クラシックなどの要素を取り入れたプログレッシヴ・バンド然としたアルバムに仕上がっている。
スパートランプの1971年発表の2ndアルバム。前作よりポップでバラエティに富んだ作品に仕上がっている。後の大ブレイクすることになる“スーパートランプ・サウンド”の萌芽を感じさせる一枚。
71年リリースのオリジナル4枚目にして初期エルトン・ジョンの集大成的作品。 オーケストラの導入を試み、重厚な音作りとなっている。「可愛いダンサー」「リーヴォンの生涯」といったヒット曲を収録。 人気スパイ映画「キングスマン: ゴールデン・サークル」にエルトン・ジョンが出演!
パリの古城でエルトン・ジョン・バンドと共に制作された、1972年発表のアルバム。全米5週連続1位を記録した、黄金時代の幕開けを飾る記念碑的作品。代表曲「ロケット・マン」「ホンキー・キャット」を収める。
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人を中心に1972年にロサンジェルズで結成されたスティーリー・ダンの、88年発表のデビュー・アルバム。出世曲「ドゥ・イット・アゲイン」を収録。
1970年発表、全英チャート2位、全米でもチャート3位を記録したムーディー・ブルースのベストセラー・アルバム。コンセプトを設定しないポップ・テイストの強いアルバムだ。ムーグ・シンセなども導入している。
全英1位、全米でも2位、日本でも「ストーリー・イン・ユア・アイズ」がヒットし、彼らのベスト作品となった1971年発表のアルバム。メロトロンによるオーケストレーションが冴えわたり、ロックとクラシックが見事な融合を果たしている。
本作発表前に米国で「サテンの夜」がヒットし、アルバムも全米1位、全英5位を記録した1972年発表作品。その後日本にも来日しライヴを行なった彼らの、長い活動休止前のアルバム。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントの1970年発表の1stアルバム。クラシカルかつジャジィな音楽性と高度なテクニックに裏打ちされたスリリングなサウンドが光る一枚だ。