2010年12月発売
ストーンズ特有のルーズでアーシィなフィーリングが絶妙の度合いで発揮された、ローリング・ストーンズ・レーベル第2弾。彼らの作品の中でもアメリカ南部のブルース、ゴスペル・ミュージックなどに傾倒した作品だ。
ザ・フーが1971年に発表し、最高傑作との評価を得た5thアルバムに、ライヴ・ヴァージョンなどのレア音源7曲を追加収録した作品。シンセサイザーの導入による新たな一面を見せ、高い完成度を誇る一作だ。
パイ最後のアルバムとなる通算10作目にして、ラルフ・トーマス監督のB級映画『パーシー』のサウンドトラック盤。インスト楽曲が中心だが、主題歌「ゴッド・チルドレン」などヴォーカル曲も秀逸だ。
デイヴィス兄弟の故郷を冠したRCA移籍第1弾アルバム。ノスタルジックな郷愁誘う、古き良きアメリカン・フレイバーに満ちた楽曲群と、デイヴのスライド・ギターをフィーチャーした土臭いサウンドが魅力。
グループ解散後の1970年にリリースされたライヴ・アルバム。1968年のフィルモアウエストとウインターランドでの模様を収録した、神業的なインプロヴィゼーションの宝庫だ。「ローディ・ママ」のみスタジオ録音。
1968年2〜6月にかけて行なわれたツアー音源と、10月のラスト・ツアー音源からなるライヴ盤。代表曲「ホワイト・ルーム」「サンシャイン・ラヴ」、クラプトンの流麗なソロが炸裂する「ステッピン・アウト」など、3人のスリリングな演奏が堪能できる。
元トラフィックのギタリスト&ヴォーカリスト、デイヴ・メイスンと、ママス&パパスのキャス・エリオットによる唯一のコラボレーション・アルバム。会心の名曲「ウォーク・トゥ・ザ・ポイント」など、デイヴの本領が遺憾なく発揮された一枚。
デイヴ・メイスンのソロ名義による第2作。スタジオ録音5曲と同時期のライヴ音源5曲を収める。後の『忘れえぬ人』で再演される「ヘッドキーパー」のオリジナル・ヴァージョンは必聴。
名曲「マギー・メイ」を収録した通算3作目のソロ・アルバム。1971年に全米、全英ともに1位を記録し、ロッド・スチュワートの名を世界に知らしめた。ロン・ウッドとの共作によるタイトル曲や、自らのマンドリンをフィーチャーした楽曲など名曲揃い。
フェイセズのメンバーがレコーディングに全面的に参加した通算4作目となるソロ・アルバム。ジミ・ヘンドリックスのカヴァー「エンジェル」など、ロッドの名唱を収録する。
A&Mに移籍したハンブル・パイが、名匠グリン・ジョンズを共同プロデューサーに迎えて完成させた3rdアルバム。スティーヴ・マリオットが主導するヘヴィな要素とピーター・フランプトンのポップな要素が調和した、スケールの大きな作品。
前作『大地と海の歌』に続きグリン・ジョンズがプロデュースを勤めた4thアルバム。スティーヴ・マリオットの力強いシャウトをより前面に押し出した、ヘヴィでソウルフルな作品に仕上がっている。
ピーター・フランプトンとスティーヴ・マリオットによる幻のバンド、ハンブル・パイのライヴ・アルバム。1971年5月のフィルモア・イースト公演を収録。ブルースに対する真摯な思い入れが感じられる、傑出したホワイト・ブルース作品だ。
ピーター・フランプトンの脱退後、コロシアムから名手デイヴ“クレム”クレムスンを迎えて制作した6thアルバム。ライヴでの激しさを生かしつつ、緻密なスタジオ・ワークが加わった完成度の高いサウンドが楽しめる。
ハンブル・パイを脱退したピーター・フランプトンが豪華ミュージシャンの協力を得て完成させた1972年発表の1stアルバム。アコースティック・ギターを基調としたサウンドに、ときにオーケストラが彩を添えている。
ヴァン・モリソンが1971年に発表した人気の高い一枚。彼の代表曲であり表題曲ともなった「テュペロ・ナニー」をはじめ、くつろいだ雰囲気のナンバーが並んでいる。ヒット曲「ワイルド・ナイト」の別テイクなども収録。
卓越したテクニックと熱いブルース心、咽び泣くギターとソウル・フィーリングあふれるヴォーカル。フリーの魅力のすべてが堪能できる、1971年に発表された唯一のライヴ・アルバム。スタジオ録音の新曲も2ヴァージョン収録。
マーク・ボラン率いるT.レックスが、1971年に発表した2ndアルバム。中性的な歌声とけばけばしいサウンドでテクニック優先だった当時のロック・シーンに切り込み、グラム・ロックの幕開けを高らかに宣言した名盤だ。