2010年3月発売
下北沢ラカーニャでのライヴを収録した沢知恵のアルバム。自作曲に拘ることなくピョンピョンとカヴァー曲を歌っていく。ライヴこそ、彼女の歌を聴いたと思わせるナマの迫力を感じさせつつ、焼肉の料理法を歌う「焼肉のうた」では笑わせ、意外と思わせる「赤いスイートピー」や「むすんでひらいて」「しあわせなら手をたたこう」などが彼女らしいと思わせる。
62〜85年に発表の13枚のアルバムから選曲したニーナ・シモンのベスト。彼女のカヴァー曲は絶品。意外とカヴァーが多い白人系の作者の曲を、自身の色に染めていくさまが見事。ジャズからはみ出したアーシーなフォーク魂を表出する歌唱スタイルは、まさに異色の歌を生んだ。
外国人アニソン・シンガーとして知られるヒメカのデビュー・アルバム。マニアックなものからメジャーなものまで、自選の日本のアニソンをカヴァー。ダンス、ロック、バラードなどアレンジも多彩で、日本アニメに対する愛情と造詣の深さがうかがえる。
2010年3月発表の10年ぶりとなるアルバム。クールでありながらも“黄金の吐息”と称される愛に満ちた魅惑的な歌声と、洗練されたスムースなメロディは健在。“愛の戦士”というタイトルにふさわしく、変わらぬ情熱的な愛に満ちた内容に仕上がっている。
ブルックリンを拠点とする3ピースのセカンド。“不審物”と名付けられた本作には、“周囲と馴染めない自分たち”という意味が込められており、70年代にタイムスリップしたかのようなサウンドは異質な響きを放つ。それでいてタイムレスで、メロ&コーラスの応酬は目眩がするほど美しい。
カヴァー・プロジェクト・ユニット、D.H.Yのリミックス・べスト・アルバム。過去3作品からセレクトした楽曲をハウス・アレンジに再構築。J-POPの人気曲がきらびやかなサウンドに変身している。