2010年3月発売
愛知県出身、エレクトーン界のプリンスとして海外でのコンサート経験も豊富なキーボード・プレイヤーの、約2年ぶり、5枚目となるメジャー・デビュー・アルバム。ストリングスを配したスケールの大きなサウンドで、叙情的な音風景を鮮やかに描いてみせてくれる。
平均年齢20歳そこそこの5人組が、こんなにもディープでアングラな世界観をあっけらかんとポップに鳴らしていることに感動すら覚える。RCサクセションやボ・ガンボス、フィッシュマンズなどの名前が関連づけられているようだが、個人的には10年くらい前に活動していたどんどんラジオを思い出した。★
“第22回日本民謡フェスティバル2008”のグランプリに輝いた佐賀出身の力武杏奈の2010年発表のシングル。40年前に作られた健康唱歌の歌詞を作詞家の荒木とよひさがさらに拡げ、「長生き音頭」として完成。2010年“加賀百万石祭り”メイン曲。
人気アニメ『めちゃモテ委員長』のシングル曲からサントラまで揃えたコンピレーション・アルバム。主人公・北神未海を円実小川真奈のソロ曲他、MM学園合唱部らが参加するスペシャル曲も収録。ポップス、ギター・ロック、ラップなどをキュート&ラブリーに聴かせるハッピー・チューンの数々。
既存のJ-POPをソフトなダンス・アレンジでカヴァーして人気を博していた『カフェリア』シリーズ。本盤は、既発の同企画の5枚の中から選りすぐりのナンバーをチョイスしたベスト盤。誰の耳にも優しく届くリナ・スティーマこと坂本梨奈の素朴な歌声が、珠玉のJ-POPメロディの魅力を一層浮かび上がらせている。
福岡発の男性5人バンドの1年半ぶりの音源は、ハード・ロック、ブルース、ロックンロールなど多彩なジャンルをベースに、独自のポップ・センスでまとめた7曲を収録したミニ・アルバム。トリッキーなバンドが多いなか、オーソドックスなギター・サウンドで真正面から迫ってくるプレイが小気味よい。全曲英語詞。
ヒップホップのテイストもある、二人組サウンド・プロデューサー・ユニットのファースト・アルバム。美しい旋律を奏でる独自のノスタルジックなアンビエント・トラックは、知らず知らずに心の深層に染み入る。トワイライトからの街のごとく、諸行無常の響きあり。★