音楽むすび | 2017年7月21日発売

2017年7月21日発売

ザ・フォレスト・シーズンズザ・フォレスト・シーズンズ

フィンランドが誇るエピック・メタルの権化、ウィンターサンが贈る北欧の大地から壮大なる叙事詩! 神秘の森の季節の移ろいをテーマとする3rdアルバム『ザ・フォレスト・シーズンズ』リリース! '03年、当時ENSIFERUMに在籍していたヤリ・マーエンパー(g,vo)により、WINTERSUNはスタートした。 それは彼が'95年から着手し始めていたアイディアを具現化するためのプロジェクトで、 当時も今もヤリ自身が全てを司っている。驚くべきは、その作業に没頭するあまり、程なく彼が自らフロントマンを 務めるENSIFERUMから脱退してしまったこと。その日からWINTERSUNは、ヤリにとってライフワークとなったのである。 '04年、デビュー・アルバム『WINTERSUN』がリリース。メロディック・デス・メタルの攻撃性、 シンフォニック・メタルのスケール感、フォーク・メタルの土着性、パワー・メタルの様式美──その全てを併せ持った 劇的&勇壮なサウンドは、瞬く間に世界中のHR/HMファンの心を鷲掴みにした。程なく、 レコーディングにも参加していたROTTEN SOUNDのカイ・ハフト(ds)、IMPERANONのテーム・マントゥサーリ(G)、 NORTHERのユッカ・コスキネン(b)と共にバンド・ラインナップを完成させたヤリは、翌年からライヴ活動も開始。 '06年には、早くもセカンド・アルバムに取り掛かっている。 ところが、完璧主義者のヤリが細部までこだわりにこだわったことで、レコーディングは遅れに遅れ、 結局、さらにエピックな完成度を増したセカンド『TIME I』が世に出るのは、『WINTERSUN』から8年余を経た '12年のことであった。しかも同作は、タイトルに“I”とあるように2部作の前編で、予定では後編“II”も その翌年には出るハズが、これまたヤリが納得いくまで作業を続けた結果、それから5年経っても完成にまで到っていない…。 そして'17年、『TIME II』ではなく、全く別のコンセプト・アルバム『ザ・フォレスト・シーズンズ』がここにリリース! 「完璧なアルバムに仕上がった」とヤリも満足気だ。彼によると、ギター、ヴォーカル、ベースは勿論のこと、 ドラムスやオーケストレーション含む全パートを自らコナした今作では、作詞・作曲から編曲、録音からミックス、マスタリングまで、 何もかも自分でやり遂げたという。春、夏、秋、冬をイメージした12〜14分台の大曲×4(春は2部構成、秋は4部構成の組曲) から成るそのサウンドは、意外にも荒削りで、ダークで、邪悪さすら際立つ。ヤリも「これまでよりもプリミティヴかつオーガニック」と コメントしているが、当然エピックな“WINTERSUN印”も全編に押されているのは言うまでもない。 また、夏を表現した「The Forest That Weeps」に、TYR、ENSIFERUM、TURISAS、MOONSORROWなどから、 フォーク/ヴァイキング/ペイガン・メタルの盟友達がクワイアとして大量客演しているのも要注目だ。 先日、バンド自身のスタジオ“WINTERSUN Headquarters”設立のため、クラウドファンディングを立ち上げ、 スペシャルなアイテム『THE FOREST PACKAGE』(『THE FOREST SEASONS』は勿論、過去作のリマスター含むアルバム7枚分がダウンロード可能)の オーダーを募った彼等は、わずか24時間で第一目標を達成。Headquartersスタジオが完成したら、そこで『TIME II』の仕上げを行なうのだという。 ちなみに、テーム、ユッカ、カイに加えて、セカンド・ギタリストとしてパキスタン出身のアシム・セアラーを新たに迎え、既に『THE FOREST PACKAGE』に 伴うライヴ・ツアーの準備を開始しているヤリだが、彼は今後ヴォーカル専任となるそうなので、今からそれも楽しみだ! 【メンバー】 ヤリ・マーエンパー(ヴォーカル) カイ・ハフト(ドラムス) ユッカ・コスキネン(ベース) テーム・マンティ・サーリ(ギター)

OK COMPUTER IKNOTOK1997 2017OK COMPUTER IKNOTOK1997 2017

■重量盤枚組LP :最新リマスタリングが施されたオリジナル・アルバムに未発表曲3曲とBサイド音源8曲を加えた全23曲を収録 ■カセットテープ :当時の『OK COMPUTER』のセッション音源とデモ・テープをバンド自身がミックスした初蔵出し音源を収録 ■ブック(1)  :104ページに及ぶトム・ヨークが当時書きためていノート ■ブック(2)  :48ページに及ぶスタンリー・ドンウッドとトムのデッサンを収めたスケッチブック ■初公開アート  :初公開となるアートワーク(30点以上/ LPサイズ) 20年に及ぶ冷蔵期間を経て、暗い食器棚から明るみへと抉り出され、失われていたフォーマットが蘇る… OK COMPUTER: 12 曲のアルバムに、新たに3 曲の未発表曲と8曲のBサイド楽曲が加わり、すべての音源をオリジナルのアナログテープより新たにリマスタリング! 暗く輝くOK COMPUTER のジャケットが美しく映える本ボックスには、3枚組の重量盤LP(12”)とともに、そのほとんどが初公開となる30以上のアートワークと ヴォーカル入りの楽曲すべての歌詞が収められたハードカバーブックが封入されている。 この重みのある大冊にはさらなるサプライズとして、トム・ヨークが当時書きためていた104ページに及ぶノートや、スタンリー・ドンウッドとトムの デッサンが収められた48ページのスケッチブック、また『OK COMPUTER』セッションのアーカイブ音源やデモテープからバンド自身によってミックスされた カセットテープが同梱された超限定ボックスセット!

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