音楽むすび | 2018年10月26日発売

2018年10月26日発売

セカンド・カミングセカンド・カミング

プリティ・メイズのロニー・アトキンス(ヴォーカル)と、 エクリプスやW.E.T.で知られるエリック・モーテンソン(ギター/ベース/キーボード)による プロジェクトの第2弾アルバムが登場! ロニーのエモーショナルな歌声、 叙情性に溢れたヴォーカル・メロディ… 2人の才能が見事に融合した極上のメロディアスなヘヴィ・メタル・アルバムがここに完成! ノルディック・ユニオンは2014年にイタリアのメロディック・ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・レーベルのフロンティアーズが 主催するイヴェント“Frontiers Rock Festival”にプリティ・メイズが出演した時、ロニー・アトキンスがレーベルのオーナーから 「参加してもらいたいアルバムがある」と言われたことに端を発する。 その後、エクリプスやW.E.T.で活動しているエリック・モーテンソンから届いた2曲を気に入ったロニーは、このプロジェクトに参加することを決意。 エリックが制作したトラックに、ロニーがヴォーカルを入れて完成したのがデビュー作『ノルディック・ユニオン』(2016年)であった。 デンマーク人のロニー・アトキンスはプリティ・メイズのシンガーとして1983年にミニ・アルバム『プリティ・メイズ』(1983年)でデビューを果たしている。 その後、バンドは2ndアルバム『フューチャー・ワールド』(1987年)、3rdアルバム『ジャンプ・ザ・ガン』(1990年)で披露した叙情性のある メロディを武器にしたパワー・メタル・ナンバーやバラードがウケて、ヨーロッパのみならず、日本でも人気を獲得。 近年は『LOUD PARK 15』にも参加するなど人気が再燃、15thアルバム『キングメーカー』(2016年)リリース後の2017年にも来日公演を実現させている。 また、今年11月には、発売から30年を迎えた代表作『フューチャー・ワールド』を完全再現する 『Back To The Future World -30th Special Maid in Japan-』と銘打った再来日公演も決定している。 一方のスウェーデン人のエリック・モーテンソンはエクリプスを率いてアルバム『ザ・トゥルース・アンド・ア・リトル・モア』(2001年)でデビュー。 3rdアルバム『アー・ユー・レディ・トゥ・ロック』(2008年)から80年代スタイルのフックのあるメロディを軸にしたメロディック・メタル・スタイルを完成させると、 バンドは6thアルバム『MONUMENTUM』(2017年)後の2018年4月には2度目の来日公演を実現させている。 さらにエリックはワーク・オブ・アートのロバート・サールとタリスマンのジェフ・スコット・ソートと共にW.E.T.で3枚のアルバムをリリースする他、 コンポーザー、プロデューサー、マルチ・ミュージシャンとして、数多くのアルバムの制作に関わっている。 こうして日本のメタル・シーンではお馴染みの2人がタッグを組んだノルディック・ユニオンはデビュー作の『ノルディック・ユニオン』が好評を博したことで、 2ndアルバムの制作を開始。今回、完成したのが『セカンド・カミング』である。 今作も前作同様にエリックが曲作りと作詞、曲によってはロニーも作詞を担当しているが、レコーディングに関してはエリックがギターとベース、 エクリプスのマグナス・ウルフステッドがドラムをプレイして、アルバムは制作されている。なお、同じくエクリプスのギタリストである マグナス・ヘンリクソンが「マイ・フィア・アンド・マイ・フェイス」にアコースティック・マンドリンで、 同郷のメタル・バンドであるダイナスティのギタリスト、ラヴ・マグヌソンが同曲にギター・ソロで参加している。 アルバムの音楽性は叙情派のメロディック・メタルを基本にしつつ、パワー・バラード系の曲から、ブルージーなテイストの曲、 AORテイストのナンバーなど、ロニーの哀愁を漂わせたヴォーカルを主体にした曲が並んでおり、 エクリプス とも プリティ・メイズ とも 異なる作品に仕上がっている。前作より曲調がヴァラエティに富んでおり、アコースティック・ギターを使った曲もあるなど、 楽曲に柔軟性を感じさせるのが大きな特徴で、ロニーの歌声が見事にハマった、北欧のミュージシャンらしいメロディアスなアルバムに仕上がっている。 【メンバー】 ロニー・アトキンス (ヴォーカル) エリック・モーテンソン (ギター/ベース/キーボード/バッキング・ヴォーカル) マグナス・ウルフステッド (ドラムス)

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