著者 : えいひ
アラサーリーマン・松永はある日、近所に住む女子高生・伊勢崎聖奈をかばい、自分が暴漢に刺されてしまう。松永の生命が尽きようとしたその瞬間、なぜか聖奈の身体が輝き始め、彼女の謎の力で瀕死の重傷から蘇りー気づいたら二人で異世界に!?「実は私、昔この異世界に転生して、大聖女になったんです」「ええと…?」そこは、かつて聖奈が大聖女として生きていた剣と魔法の世界。だが聖奈はなぜか魔力を生み出すことができず、かつてのような魔法は発動できなくなっていた。しかしどういうわけか松永に触れていれば、魔法が発動できるようで…?「この方は、私の…旦那様なの!」「えっ?」二人で異世界を冒険するなか、聖奈の秘めていた松永への想いはどんどんエスカレートしていき、やりたい放題に…!?一方、時空魔法にまで目覚めた松永は、地球と異世界を自由自在に転移できるようになる。その時、松永は思った。…あれ、もうサラリーマンしなくても生きていけるよね?「-そうだ、会社を辞めよう」会社はスパッと辞めて、現実世界でも異世界でも、膨大な魔力で自由気ままにやりたいことをやって生きよう!アラサーリーマンとおじ専JKによる、地球と異世界を飛び回るゆかいな冒険活劇!第8回カクヨムWeb小説コンテスト「異世界ファンタジー部門」“特別賞”&“CW賞”W受賞!
ゲーム実況を通じて、最高を越えた最高のハッピーエンドを導いた遠藤と小林の二人は、女神リレナの計らいでジークとリーゼロッテの結婚式に参列できることに!異界の友人たちとついに対面を果たした四人。思い出話にも花が咲く中、『リーゼロッテの手記』の実物を目にした小林のテンションは最高潮に達してしまい…?大量書き下ろしとSS再録で綴られる後日譚。手記の内容はどれくらい変えられたのかー答え合わせが始まる!
人々から「三賢者」と称えられ迷惑している流浪の魔術師シュバルディン。兄弟子ゼファーが設立した「マルデガル魔術学院」のやり方に疑問を抱いたシュバルディンは、十七歳の少年に若返ってこっそり潜入する。しかし教官たちには睨まれ、上級生とは揉め事を起こし、同期の仲間からは一目置かれ…あれ?めちゃくちゃ目立ってる!?やがて学院の秘密に気づいたシュバルディン。だがそれは、隣国ベオグランツ帝国との果てしない戦争へとつながっていたー。銃と魔法が激突する、学園&戦記ファンタジー開幕!本編大幅加筆修正&書き下ろしはゴモヴィロア師匠との思い出の日々を綴ったシュバルディンの過去編!
現実世界のゲーム実況が神々の声として聞こえるようになったジーク。神託を通じ婚約者リーゼロッテが“ツンデレ”だと知った彼は、その可愛さに悶え、誓った。-彼女の命を奪う元凶“古の魔女”を許さない。しかしその討伐のため、神託に従い国の最高戦力を集めたはいいが、婚約者本人まで戦う気満々なのはなぜなんだ…?遂にバッドエンドの黒幕と直接対決!ゲーム実況が導く先に不遇な悪役令嬢のハッピーエンドは訪れるのか…!?
王太子であるジークは突然聞こえた神の声に困惑した。神曰くジークの婚約者・リーゼロッテは“ツンデレ”で、“破滅”を迎える“シナリオ”らしい…?彼女のキツめの言動は、全て照れ隠し!?神が解説する彼女の本心が可愛くて一人悶えるジークは、知る由もなかった。実は神の正体が、ゲームを実況をするただの高校生だと…。神託(※ゲーム実況です)を頼りに婚約者を救え!隠したい本音がダダ洩れな悪役令嬢、バッドエンド回避なるか!?
領主の子ティーダとして、転生前の記憶を持って生まれてから2年が経った。家族と仲間を大切に生きたいと願うティーダは、現代日本の知識を使って村の発展に邁進する。茄子や魚の干物などの食べ方を伝授し、砂金を見つけ、機織り機を実用化するなど、村は豊かになりつつあった。そこに、王族のワガママ娘、ヴェーチィーが視察に現れる。鰻の白焼きに感動した彼女は、村から遠く離れた王都で国王に鰻を振る舞うように要求するのだった…。
家庭を大事にせず、ひたすらに働き続けていたサラリーマンの荒木晋は自身の誕生日に意識を失い、異世界でディーとティンという夫婦の息子、ティーダとして転生を果たす。これまでの人生に後悔したティーダは、今度こそ家族と幸せに暮らすため、幼少期から村の発展に向けた取り組みを始める。父が村の代表者であるという立場も活用して周囲の子供達に文字を教え、自然の恵みを活かした新しい特産品を生み出していくティーダだったが、その成果を狙う勢力も現れてしまいー。