小説むすび | 著者 : 三上康明

著者 : 三上康明

メイドなら当然です 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました(5)メイドなら当然です 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました(5)

今度の旅先はオリエンタルな独裁国家!?ファースと別れ、魔塔の主ミリアドとともに独裁国家ノストに入国したメイドさん一行。異文化の空気を楽しむのもつかの間、道を塞ぐように百人もの人間が正座で待ち構えていてー。聞けば、ノストには「真円女君」と呼ばれる国家の君主がおり、まもなく次の「真円女君」を選ぶための選定の儀が行われるという。つまりは「五賢人」の一人であるミリアドに選定の儀に参加してほしい、とのことだった。「月狼族の武官の居場所を教える」という条件により、成り行きで巻き込まれたニナ達は、彼らの歓待を受けることになり…。「真円女君」候補者の一人である美しい少女との出会いや、貧しくも平穏な生活を送る村と、変わらない村に不満を抱く聡明な少女の悩み、客のいない「街一番の宿」とその秘密など、各地を旅するうちにこの国の本当の姿が見えてきてー。そして、ついに出会えた同族の武官にティエンが声をかけると…!?異文化に翻弄されながらも、メイドさん奮闘中!!

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トゥイリードの願いと賢人会議ーニナの真価が試される。お屋敷を追われ旅に出たメイドのニナは、旅先で出会った信頼できる仲間、エミリ、アストリッド、ティエンとともに旅を続ける。ニナに一目惚れをしたドンキース伯爵の要求を退けるため、名門「ルーステッド」のメイドであるキアラとメイド対決を行い、見事勝利を収めたニナだったが、今度は帝国皇帝から招集がかかり…。帝国では皇帝の在位50年を祝う式典があり、そこで行われる「賢人会議」のため、トゥイリードを含む「五賢人」が招集されていた。“歩く史書”鶴奇聖人、“吸血姫”ヴィクトリア、“教皇”マティアス13世、“魔塔の主”ミリアド。そして“導士の頂点”トゥイリード。トゥイリードを饗すために呼ばれたニナだったが、なりゆきで他の賢人の対応もすることに!?一癖も二癖もある賢人達VSニナ。ニナのメイド人生で一番長い10日間が始まる!!

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地味で小柄なメイドのニナは、ある日「主人が大切にしていた壺を割った」という冤罪により、お屋敷を放逐されてしまう。行き場を失ったニナは、お屋敷の中しか知らなかった生活から心機一転、初めての旅に出ることに。一方ニナが出ていった後のお屋敷では、次々と問題が発生し…。というのも、実はニナは一人でお屋敷のあらゆる仕事を対応していたのである。ニナは師匠による「メイドは目立ってはいけない」という言いつけを完璧に守るあまり、周囲にその仕事ぶりを知られていなかったのだ。初めてお屋敷以外の世界を知ったニナは、旅先で「不運な」少女たちと出会うことになる。異常な魔力量を誇るのに魔法が上手く扱えない、魔導士のエミリ。すばらしく頭がいいのになぜか実験が成功しない、発明家のアストリッド。食事が合わずにお腹を空かせて全然力が出ない、月狼族のティエン。彼女たちは、万能メイド、ニナとの出会いにより本来の才能が開花し…。超スペックの地味メイドさんがおくる、素敵な異世界紀行!

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