著者 : 丘野優
骨人に占拠された村を救うため、新たな剣で討伐を続ける不死者・レント。村の安全を確保したものの、骨人の発生原因を探るべく、森の中へ立ち入ることに。自然洞窟を発見し奥へ進んでいくレントだったが、魔術師や兵士を模した骨人だけでなく。不自然なほどに強い骨騎士と会敵しー!?討伐を終えて帰ろうとした矢先、レントはその場所で小さな杯を手に入れる。マルトに帰還すると、クロープから呼び出しを受け“三叉の銛”に向かうレント。そこでクロープから、鉱山都市ウェルフィアで開催される鍛冶大会に出場するため、銀級昇格試験で赴く際に同行して欲しいとの依頼を受ける。その目的は、同時期に鍛冶を始めた人物との因縁に決着をつけるためでー。強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第13弾ー!
王子が率いる勇者パーティーに荷物持ちとして参加していたクレイ。しかし、“鑑定”と“模倣”スキルを駆使することで異次元の強さを見せるクレイは、実は魔王を倒した張本人で…!?魔王討伐後、功績はいらないとあっさり辺境へ向かったクレイ。「好きな場所を自分の力で思うままに開拓したい」と望んだ彼は、そこが辺境の地獄ー辺獄と呼ばれる場所であることも介さず気ままにスローライフを謳歌する。さらに近くの村のために魔道具を作って発展させたり、エルフを襲うドラゴンもあっさり撃退してしまったり、正体を隠しているはずなのに、ついつい規格外スキルで活躍してしまうクレイ。ついにはパーティーのメンバーもクレイを追って辺境にやってきてしまい…!?クレイたちが辺境で開拓生活を楽しむ一方、王都では勇者が魔王討伐の功績を疑われていて…引退した真の勇者の自由気ままなセカンドライフ、開幕!
総冒険者組合長ジャンと共に、王都からマルトへ帰還するレントたち。そのマルトでは、鉄級冒険者リナが一人で護衛依頼を受けていた。旅を無事に終えるため、リナは己の技術に加え、新たに得た“吸血鬼”の力を振るうと決心し…!?
エレインは聖女の謎を調べるため、聖女候補のアンナを連れ、魔塔へ赴いた。アンナの精神世界へ潜入すると、出生時の記憶に祖母の不穏な行動がー明かされる真実とは?聖女の一件から6年後。エレインはリリーを出産した。一度目の人生はリリーに殺害されたエレイン。今世は我が子を親殺しにしないと誓ったエレインは運命に立ち向かう。
追放貴族ノアは、遂に安住の地へ辿り着く!“煉獄の森”を抜けて早々、賊に襲われていた侯爵令嬢カタリナを救出したノアと魔猫キャスとコボルトたち。カタリナの口利きで地方都市ミドローグに入った一行は、冒険者組合に登録することに。冒険者として依頼をこなしていくノアたちはやがて、ミドローグ統治の主導権をめぐる争いに巻き込まれていく。ノアの生存を信じて行方を捜していた元従騎士、ノアが追われる理由を排除すべく教会内で暗躍した聖女アトも加わり、ノアは自分の居場所を見つけるのだったー“背教者”として家も国も追われた少年が、最強スキル“聖王”で得た仲間たちとともに隣国で村づくり!
王都でオーグリーと臨時パーティーを組んだレントとロレーヌは、村娘フェリシーの助けを得て順調に依頼を消化していく。最後の依頼を終え、村へ戻ろうとした矢先、老人と遭遇。不審に思ったレントが声をかけたその瞬間、突如として老人の襲撃を受け、吹き飛ばされてしまう。それは、“ゴブリン”と“セイレーン”の次に派遣された第三の刺客だった。応戦するロレーヌとオーグリーに“分化”して復活したレントも加わり、巨大化した腕をふるう老人を相手に奮戦を続ける。だが、さらに老人は全身を巨大化する『巨人』の姿で襲いかかってきて…!?巨体に打ち勝つべく、三人は一計を案じることに。眼前に迫る『死』にレントが取る手はー!?強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第11弾ー!
マルトで起きた事件を報告し、総冒険者組合長を迎えにいくべく、ふたたび王都へ向かったレントとロレーヌ。だが、冒険者組合にて申し出をしたところ、数日後まで不在だと告げられてしまう。先にリリアンから頼まれた用事を済ませようと、二人は手紙を東天教の僧正エルザへ送り届けることに。次いで以前襲撃から救ったジア第二王女殿下に謁見するため、旧知の銀級冒険者オーグリーと合流。王家の圧力をかわし続けたオーグリーに提案されたのは、塩漬けになった依頼の手伝いだった。そしてジア王女との謁見にのぞんだ三人に告げられた、ヤーラン王国とエルフが住む古貴聖樹国、レントにまつわる因縁とは…!?『人族が神具を持った者と縁を持つ。その者をここに連れてくるように』強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第10弾ー!
悪逆を尽くした公爵夫人エレインは、我が子に殺された瞬間、30年前に時間が戻っていた。20代の貴婦人となったエレインは、過去を悔い改め、人生を再スタートさせる。魔術学院の院長に功績を見込まれ、特殊魔力を指導する教師となったエレイン。だが、特殊魔力はあまり認識されていない魔力ゆえに、障害にぶつかることも多々。教師、研究者、母として忙しい毎日を送る中、院長から更なる依頼が舞い込んだ。-聖国の次期聖女の能力を調べてきてほしい。才能ある教え子を連れ短期留学を装い、聖国に降り立ったエレインの前には更なる苦難が続々と!?
公爵家の長男ノアは父から追放を言い渡される。その理由は洗礼でノアに芽生えた根源技能“聖王”。この前例のないスキルのせいで教会から“背教者”に認定されたノアは、強力な魔物が住みつき、人間の寄り付かない魔境“煉獄の森”に置き去りにされてしまった。途方に暮れるノアだったが、未知のスキル“聖王”から派生した技能“従属契約”で幼い魔猫やコボルトの群れを仲間にしつつ、何とか魔境で生活の基盤を築いていく。そこに追手として現れたのは教会の最強戦力“聖女”の一人、アト。そしてノアのスキルは“聖女”すら従属させてしまい…相手を従属させ、さらに従属させた者の技能を借り受けることが出来る最強スキルを手に入れたノアの辺境成り上がりストーリーがここに開幕!
国家転覆を企てるほど悪逆を尽くした公爵夫人エレインは自らの娘によって命を奪われた。死の間際、大罪を後悔するも時すでに遅し。公爵家は滅び、その悪名は時間と共に忘れられるはずだったーしかし、気がつけばエレインは出産中で!?なんと長男を出産した30年前に時間が巻き戻っていたのだ。嘘と暴虐に塗れた人生を改めるため、我が子に親殺しをさせないため、前世の経験と知識を総動員したエレインの快進撃が始まる!!
マルトの街を襲った吸血鬼を、ニヴやイザークらと共闘し、事態を収めたレントたち。眠りについたラウラの血を飲むことで存在進化したレントは、事件に巻き込まれ眷属となったリナとともに、さらに身体能力が上昇したことを確認していく。そして、吸血鬼の代表的な特殊能力である“分化”をイザークから教わることに。蝙蝠の姿となったイザークを参考に訓練を行う二人。リナは猫の姿に。かたやレントは移動できない樹木の姿をとり始め…!?そしてマルトの街は、新たに発生した迷宮の調査をすべく“塔”や“学院”の人間が大挙して押し寄せ、にぎわいを見せはじめる。レントもまた、冒険者組合長ウルフから専用の仕事を依頼されー。強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第9弾ー!
眷属エーデルの異変を感じ取り、ハトハラーの村から都市マルトへと戻ったレントたち。そこで目にしたのは、火に包まれ、屍鬼が闊歩する光景だった。孤児院の地下でエーデルの無事を確認したレントは、街に潜む小鼠たちの力を借り、屍鬼を作り出した吸血鬼の捜索へ向かうことに。金級冒険者のニヴ、聖女のミュリアスと合流し、屍鬼を討伐しつつ、犯人の潜むであろう“新月の迷宮”へ。そこで特殊能力“分化”を使う吸血鬼との戦闘になるが、本命を達成するための囮と発覚。ニヴに相手を任せたレントは街に繰り出し親玉を捜すがーそこで遭遇したのはラトゥール家の使用人、イザーク・ハルトで…!?強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遙かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第8弾ー!
転移魔法陣での移動を経て、ヤーラン王国・王都ヴィステルヤに潜入したレントたち。素性を隠すためロレーヌの魔術で変装したレントは、冒険者組合本部を見学することに。依頼掲示板を覗いていると、かつてマルトで冒険者稼業を共にした銀級冒険者オーグリーから、依頼を受けるよう要請される。受けた依頼を難なく終えるも、その戦いぶりから変装を見抜かれてしまったレントとロレーヌ。王都の滞在を秘密にするべく魔術契約を結んだその時、なんと契約の神『ホゼー神』が顕現…!?契約を終えハトハラーの村に戻ったレントは、師匠であるカピタンにしばらく修業をつけてもらおうとするが、マルトにいる眷属・エーデルの異変を感じ取りー。強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遙かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第7弾ー!
故郷ハトハラーの村に辿り着いた、『不死者』であり冒険者のレントと、学者で魔術師のロレーヌ。久しく顔を見せていなかったレントの帰省を受け、村を挙げて歓迎の宴が催されることに。準備のため留守番を任されたロレーヌの元へ、昔のレントを知る者たちが訪れる。冒険者としてのレントの様子を聞かれたロレーヌは、骨巨人やタラスクとの戦闘を魔術で再現し…!?その後、始まった宴の最中、レントの姿が見当たらないことに気づいたロレーヌ。探し当てた墓所には、レントの姿があった。そして『不死者』は自身のルーツを語り出すー「ああ、そうだ。あれは村の特産品を売りに隣町に行くときのことだったな…」かつての幼馴染との交流と、神銀級を目指す契機となった事件を。強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。死してもなお遙かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第6弾ー!
独身中年B級冒険者ゲオルグ・カイリーの日常は、その見た目からは考えられないほど規則正しい。朝食を食べ、武具を身に纏い、冒険者組合へ向かう。依頼票を取り、請け負った依頼をこなして報酬をもらい、宝飾品の製作を担う細工師の副業を済ませ、適当な酒場で過ごしたのち、就寝。そんな毎日を送るゲオルグのもとに、A級相当の危険性を誇る亜竜の目撃情報が入る。次いで亜竜の鱗を売ろうとする新人冒険者の少女を見かけ、注意喚起も兼ねて声をかけるがー。「もう二度とセシルに手を出すなっ!」「ぐぼっ!」ナンパと勘違いされ、少女の連れと思しき少年に殴り飛ばされてしまい!?この事件をきっかけに、独身中年冒険者ゲオルグの日常は、さまざまな出会いと冒険に満ちた生活へ変化を始めていくー。「小説家になろう」発、噛ませ犬な中年流冒険者ライフ、開幕!書き下ろし番外編『飛竜退治』収録!
吸血鬼狩りニヴ・マリスの聖炎を浴びたにもかかわらず、吸血鬼ではないと判断された『不死者』であり冒険者のレント。レントの持つ『聖気』に原因があると睨んだロレーヌの提案で、聖気を得た祠のある故郷ハトハラーの村へ向かうことを決める。数週間マルトを離れることになるため、弟子のアリゼの武具や杖を制作するレントとロレーヌ。そしてレントは、ニヴのような人物とのトラブルを避けるべく、名前の二重登録にお墨付きをもらうため、冒険者組合長ウルフ・ヘルマンへ交渉を持ちかける。しかし、数多の荒くれ者を束ねるウフは一筋縄ではいかないくせ者で…!?「初めまして、銅級冒険者レント・ヴィヴィエ」強大な魔物と戦い、多くの謎を暴き、そして強くなる。死してもなお遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第5弾ー!
古代竜を諌め、王都に平和を取り戻したルル。友人たちと憩いのひと時を過ごした後、異変調査のためログスエラ山脈へと出発する。道中立ち寄った小さな村でルルを待ち受ける、驚愕の出会いとは…!?魔王による王道転生ファンタジー、第6巻。
特級冒険者・グランとの戦いで見事勝利を手にしたルル。だが、二人の強大な力が衝突した余波で古族の防護障壁が故障し、イリスらが出場する準決勝は順延となってしまう。修理が完了するまでのあいだ、暇を持て余したルルは、訪れた冒険者組合でラスティ、オルテスと遭遇する。臨時パーティを結成した三人は、大量に発生した魔物討伐の依頼を達成するべく、アソオス鉱山へ。慎重に鉱山の調査を進めるなかで、ルルはかつて教会で出会った神官のモルガンと再会する。ひとり魔物と戦っていた彼女の目的もまた魔物討伐であることを知り、ルルたちと行動を共にすることに。順調かと思われた探索だったが、深部で魔物と冒険者を使った実験の痕跡が残る研究室を発見してしまう。そして現れた、自らを“古代魔族”と名乗る研究者、ベルンフリート。世界を一変させかねない危険な研究を止めるため、ベルンフリートに挑むルルとモルガンだったが、一筋縄ではいかない戦いを強いられてしまい…!?
いつだって悪は、正義の前に滅びる。「よく来たな、勇者よ…決着をつけよう」魔王ルルスリア=ノルドもまた、友人の娘の誕生日を祝えなかった心残りを胸に、勇者の手によって世界から完全に消滅した。めでたし、めでたしー「あら、目を覚ましたのね?おはよう、ルル」だが、魂は巡る。数千年の時を経て、魔王はルル=カディスノーラという人間に転生していた。魔王の能力を隠したまま過ごしていたルルはある日、二人の冒険者に出会う。彼らが発見した古代遺跡を一緒に探索していると、長期睡眠用のカプセルを見つけたルル。そこにはルルが誕生日を祝うことができなかった友人の娘ーイリスが眠っていたのだった。どうして彼女がここに…!?ルルの転生した意味を探し求める旅が、いま始まる。「小説家になろう」発、第2回WEB小説大賞大賞。