著者 : 保坂歩
日本一ソフトウェアより2015年10月29日に発売されたPlayStationRVita用ゲームソフト。消えた愛犬・ポロと姉を探すため、昼とは全く違う顔を持つ「不気味な夜の町」を探索する少女が主人公の夜道探索アクションゲームです。夜道に現れる数多の「恐ろしいもの」「彷徨うもの」から逃げながら、大切なものを探し続ける少女の姿、そして身近な闇夜を舞台とした世界観が多くのゲームファンから愛され、雑誌「電撃PlayStation」にて「電撃PSアワード2015」インディーゲーム部門では第1位を受賞する等、話題を集めています。小説版では、少女視点のエピソードに加え、ゲームでは描かれなかった『姉』の物語が明かされます。
カメラアプリを通じて“死者”と対話&交渉する力を持つ、女子高校生・涙歌。彼女は、不可解な事件の調査を、気に入った時だけ引き請ける(注:ギャラ値引き不可)というーちまたで噂の、通称・心霊写真使い!そのスマホに並ぶ画像は、引きこもりのヘタレ地縛霊・蒼兵や、涙歌を偏愛する医師の霊・藍生、毒舌ロリッ娘の浮遊霊・こがね&動物霊・カーミンと、死んでもなお異彩を放つ者たち!!個性豊かな仲間たちを率いて、インターネットやSNSに浸透する現代社会の“亡者の闇”に挑む!
東京兜率は化楽銀座で、開業医を営んでいる青年・波村六八は、酷いもの忘れに悩みつつも、平和な毎日を過ごしていた。ところが、不思議な遊女「猫耳」と偶然出会った日から、六八の周囲で女性を狙った怪奇事件が起こり始める。やがて医師として被害者の解剖に立ち会った六八は、彼女たちが全員「人ではないもの」だと気付きー。犯人は誰なのか?また、その目的とはー?人ではない者達が蠢く東京兜率・化楽銀座を舞台に、不思議な遊女「猫耳」と、無気力な青年医師「六八」に秘められた過去が明かされるー!!圧倒的人気を誇るボカロ楽曲、待望のノベライズ!
「文学の使者」を自称する不思議な少年・アイに導かれ、巨大な「塔」の入り口に連れて来られた津島文歌(つしまふみか)は、元の世界に戻る手がかりを探るべく、塔の内部に足を踏み入れる。扉の向こうには、どういうわけか、大正・明治の雰囲気漂う“帝都”と呼ばれる世界が広がっていたー。