著者 : 加納新太
小説 雲のむこう、約束の場所小説 雲のむこう、約束の場所
戦争により南北に分断された日本。“エゾ”はユニオンの支配下に置かれ、その島にとほうもなく高い塔が建造された。中学生の浩紀と拓也は異国の大地にそびえるその塔に憧れ、自分たちで作製した飛行機でその場所まで行く計画を立てていた。浩紀は好意を抱いていたサユリにそのことを話し一緒に行く約束を交わすのだが、ある日突然、彼女はその約束も果たせぬまま姿を消してしまうー。新海誠初の長編アニメーションを小説化。
言の葉の庭言の葉の庭
靴職人を志す高校生・秋月孝雄はある雨の朝、学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いていた。そこで出会った謎めいた年上の女性、ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた…。思春期ゆえの内面の機微を繊細に描き出すことで、主人公・孝雄の心情に迫る加納新太版ノベライズ!
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