著者 : 原田真介
巨悪崩し巨悪崩し
早春の軽井沢。広告代理店「日広」のCMプランナー・戸嶋大作は、恋人の霧島純花を乗せ、車を走らせていた。早々と仕事をすませ、濃密なデートを楽しもうという計画だ。大作は、別荘の玄関に男の顔が浮かび上がっている心霊写真を純花に見せた。TVの怪奇現象特集でこの写真を紹介したら、女の声で怪電話が入り、写真の男は行方不明中の大作の知人だという。問題の別荘に立ち寄った二人だが…。書下し。
巨悪狩り巨悪狩り
恋人たちで賑わうクリスマスイブ。広告代理店「日広」のCMプランナー・戸嶋大作は、恋人のCMプロデューサー・霧島純花と仕事の帰り、レイプされかけていた女性を助ける。翌日、大作は沖縄・小浜島へ飛んだ。大作が手がけた老人ホームの不動産会社元総務部長・大門から呼び出しを受けたのだ。だが大門は西表島で遺体となって発見された。“天国には悪魔が棲んでいる”彼が残した言葉の意味は?書下し。
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