著者 : 園部哲
スターリングラード(上)スターリングラード(上)
20世紀の『戦争と平和』、大戦争をつらぬくヒューマニズム。『人生と運命』の読者が待ち望んだその前編となる全三巻。人情味あふれる物語が居間のランプに照らされ、戦場の火炎に炙られる。市民と兵士に、さらにはドイツ兵にも同情の視線が注がれたポリフォニックな群像小説。現代ロシア文学の金字塔、スターリングラード二部作ここに完結。
夢のあと夢のあと
戦争がすべてを破壊した。しかし人々の心には、美しい希望が残されていた。激流の時代を生きた一家族を通して、日本の近代を描いた大河小説。著者自ら英語で書き下ろし、イギリス・アメリカ・オランダで出版された“EIGHT MILLION GODS AND DEMONS”を、大幅改稿した日本語版。
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