著者 : 松井久子
最後のひと最後のひと
人は、年をとればもう、肉体的な交わりは卒業するのが当たり前、と思っている。それが一般的な社会通念であり、言わずもがなの常識だ。理一郎と燿子も、出会うまではそんなものだと思っていたー。
疼くひと疼くひと
女のままでいたい。たとえどんなに孤独でも。-脚本家・唐沢燿子は古稀を迎え、日に日に「老い」を感じていた。しかしSNSで年下の男と出会い、生活が一変する。男の言葉に一喜一憂するうちに、身も心も溺れていく燿子。人生後半から燃え上がる、大人の恋の行方は…。
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